グローバルサーバと管理サーバを連携させる場合、管理サーバから起動を依頼されたジョブだけがキューイングされる、専用のジョブ入力クラスまたはジョブグループが必要です。
MSPの場合
専用のジョブ入力クラスをグローバルサーバ上に定義し、管理サーバから起動を依頼されたジョブがこの専用ジョブ入力クラスを利用するようにします。また、この専用ジョブ入力クラスからジョブを取り出すイニシエータが、MSP起動時にドレイン状態になるように、JES初期化パラメタのIパラメタを定義します。また、JESの初期化パラメタでJESのインターナルリーダ数を20以上に設定してください。
入力クラスの定義方法およびJESの初期化パラメタの設定方法については、“OSIV/MSP 運用手引書 JES編 AFII10用”を参照してください。
XSPの場合
専用のジョブグループをグローバルサーバ上に登録し、管理サーバから起動を依頼されたジョブがこの専用ジョブグループの待ち行列に接続されるようにします。
ジョブグループの登録方法については、“OSIV/XSP ジョブ管理解説書”を参照してください。