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Interstage Data Effector 導入・運用ガイド
Interstage

F.7.7 Memory

説明

集計機能で利用するメモリサイズをメガバイト(MB)で指定します。

省略

指定可能な数

省略時の振る舞い

1個

WorkFolderタグに依存して動作が異なります。


集計処理実行時、指定サイズを超えるメモリが必要となる場合、WorkFolderタグで指定した作業ディレクトリに、一時ファイルが作成されます。

集計機能で利用できるメモリ資源の最大サイズを指定してください。ただし、32ビット用Data Effectorの場合、プロセス空間に対して使用可能なメモリサイズよりも小さい値を指定してください。プロセス空間に対して使用可能なメモリサイズよりも大きい値を指定すると、エラーになります。以下に32ビット用Data Effectorの場合、MemorySizeタグに指定可能な最大値を示します。

OS

MemorySizeタグに指定可能な最大値

Windows

3072メガバイト

Linux

3072メガバイト

Solaris

-

タグの属性

属性

省略

説明

MemorySize

使用するメモリのサイズ

処理で使用するメモリのサイズをメガバイト単位で指定します。


タグの値




<Analyze Name="analyze1">
  :
  <Memory MemorySize=”1500” />

注意事項

出力例
shnde: WARNING: 02007: 
The memory size has exceeded the installing memory.
Memory size = 2500[MB]; Installing memory size = 2007[MB]. (sort)

  

  

  

  

  

実行環境のメモリサイズ

MemorySizeタグに指定したサイズより実行環境に搭載されたメモリサイズが小さい場合

(例:物理メモリサイズ256MB)

MemorySizeタグに指定したサイズより実行環境に搭載されたメモリサイズが大きい場合

(例:物理メモリサイズ7GB)

利用メモリサイズ

MemorySizeタグを省略

物理メモリサイズで動作し、MemorySizeタグに指定したサイズが搭載メモリサイズを超えた旨のメッセージ(shnde: WARNING: 02007)が出力されます。

(例:256MBで動作します)

省略値(1000MB)で動作します。

MemorySizeタグに500を指定する

物理メモリサイズで動作し、MemorySizeタグに指定したサイズが搭載メモリサイズを超えた旨のメッセージ(shnde: WARNING: 02007)が出力されます。

(例:256MBで動作します)

指定メモリサイズ(500MB)で動作します。

MemorySizeタグに5000を指定する
(32ビット用
Data Effectorの場合)

プロセス空間のメモリサイズ制限でエラーになります。

プロセス空間のメモリサイズ制限でエラーになります。

MemorySizeタグに5000を指定する
(64ビット用
Data Effectorの場合)

物理メモリサイズで動作し、MemorySizeタグに指定したサイズが搭載メモリサイズを超えた旨のメッセージ(shnde: WARNING: 02007)が出力されます。

(例:256MBで動作します)

指定メモリサイズ(5000MB)で動作します。

タグの親要素

親要素は、以下のいずれかとなります。

タグの子要素

ありません。