フェイルオーバとは、Symfoware Serverのノードに異常が発生した場合、運用系で稼働していた業務を待機系で引き継ぐ処理のことです。
Symfoware Serverでフェールオーバークラスタリングと連携したフェイルオーバ運用を行う場合には、“図1.8 OSのクラスタソフト(フェールオーバークラスタリング)と連携したフェイルオーバ運用の場合のセットアップ作業の流れ”および“図1.9 OSのクラスタソフト(MSCS)と連携したフェイルオーバ運用の場合のセットアップ作業の流れ”で示すセットアップの途中で、共用ディスクのノードの移動作業と、本章で示すフェイルオーバ運用のセットアップ作業が必要です。
フェイルオーバ運用のセットアップ作業の流れについて以下に示します。
図5.1 フェイルオーバ運用のセットアップ作業の流れ