以下の作業を行う場合には、Symfoware/RDBを停止する必要があります。
セットアップで変更した値を有効にする
RDB構成パラメタの設定を変更する
システム用の動作環境ファイルの実行パラメタの設定を変更する
RDBを使用中に、Windows(R)をシャットダウンする
Symfoware/RDBの停止方法には、以下の2つがあります。
以下にそれぞれの停止方法について説明します。
注意
Symfoware/RDBの停止は、“Administrator”権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザIDを持つ)が行ってください。
WebDBtoolsが起動中の場合にSymfoware/RDBを停止する場合は、rdbstopコマンドにmcオプションを指定するか、あるいは、Symfoware/RDBより先にWebDBtoolsを停止してください。
Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2において、“Administrator”権限が必要なコマンドは、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。
以下の手順でサービスを停止してください。
[サービス]ウィンドウを表示する
[スタート]メニューの[プログラム]から[管理ツール]を選択し、[サービス]を起動します。
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
サービスを停止する
サービス名一覧の中から、停止したいSymfoware/RDBのサービス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。アプリケーションおよびRDBコマンドの実行中にサービスの停止を行うとSymfoware/RDBはそれらを強制終了して正常停止します。
注意
[サービス]から停止した場合、停止処理の時間が125秒を経過するとサービスの仕様からエラーのダイアログが表示されます。Symfoware/RDBの停止処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「停止処理中」でなくなるまでお待ちください。
状態は[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって最新の状態が表示されます。
rdbstopコマンドにより停止します。
動作中のアプリケーションおよびRDBコマンドが誤って停止することを防止するためには、オプションを指定せずにrdbstopコマンドを実行します。
アプリケーションサーバ(Interstageなど)が遠隔地にあり、動作中のアプリケーションを停止できないときや、連携ミドルウェア製品(Systemwalker Service Quality Coordinatorなど)が動作しているときに、Symfoware/RDBを停止する場合には、rdbstopコマンドにmcオプションを指定して実行します。
この場合、Symfoware/RDBに接続しているアプリケーションおよびRDBコマンドは強制終了されます。
以下に例を示します。
Symfoware/RDBを停止する場合
> rdbstop
アプリケーションおよびRDBコマンドの強制終了を行い、Symfoware/RDBを停止する場合
> rdbstop -mc