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Symfoware Server V10.1.0 セットアップガイド

3.15.2 停止

以下の作業を行う場合には、Symfoware/RDBを停止する必要があります。

Symfoware/RDBの停止方法には、以下の2つがあります。

以下にそれぞれの停止方法について説明します。

注意

  • Symfoware/RDBの停止は、“Administrator”権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザIDを持つ)が行ってください。

  • WebDBtoolsが起動中の場合にSymfoware/RDBを停止する場合は、rdbstopコマンドにmcオプションを指定するか、あるいは、Symfoware/RDBより先にWebDBtoolsを停止してください。

  • Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2において、“Administrator”権限が必要なコマンドは、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。

サービスによる停止

以下の手順でサービスを停止してください。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    Windows(R) 2000の場合:

    [スタート]メニューの[プログラム]から[管理ツール]を選択し、[サービス]を起動します。

    Windows Server(R) 2003、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合:

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを停止する

    サービス名一覧の中から、停止したいSymfoware/RDBのサービス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。アプリケーションおよびRDBコマンドの実行中にサービスの停止を行うとSymfoware/RDBはそれらを強制終了して正常停止します。

    注意

    [サービス]から停止した場合、停止処理の時間が125秒を経過するとサービスの仕様からエラーのダイアログが表示されます。Symfoware/RDBの停止処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「停止処理中」でなくなるまでお待ちください。

    状態は[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって最新の状態が表示されます。

コマンドによる停止

rdbstopコマンドにより停止します。

動作中のアプリケーションおよびRDBコマンドが誤って停止することを防止するためには、オプションを指定せずにrdbstopコマンドを実行します。

アプリケーションサーバ(Interstageなど)が遠隔地にあり、動作中のアプリケーションを停止できないときや、連携ミドルウェア製品(Systemwalker Service Quality Coordinatorなど)が動作しているときに、Symfoware/RDBを停止する場合には、rdbstopコマンドにmcオプションを指定して実行します。

この場合、Symfoware/RDBに接続しているアプリケーションおよびRDBコマンドは強制終了されます。

以下に例を示します。

例1

Symfoware/RDBを停止する場合

> rdbstop
例2

アプリケーションおよびRDBコマンドの強制終了を行い、Symfoware/RDBを停止する場合

> rdbstop -mc