ネットワークの設定を行います。なお、配信管理サーバと配信出力サーバを同一のサーバで運用している場合は、“3.4 ネットワークの設定”ですでに実施しているため、設定する必要はありません。
配信出力サーバをList Worksサーバとは別のサーバで運用している場合に、List Works配信出力サーバで以下の設定を行います。
DNSサーバで名前解決を行う場合、List Works配信出力サーバのIPアドレスとFQDNでのコンピュータ名の設定をDNSサーバに行ってください。
hostsファイルで名前解決を行う場合、List Worksサーバのサーバ名とIPアドレスをWindowsのhostsファイルに設定します。
また、複数のネットワークが存在し、LANボード/カードでそれぞれのネットワークに接続させている場合、Windowsのhostsファイルに、List Works配信出力サーバのサーバ名とIPアドレスを設定します。
[hostsファイルの記述例]
192.9.200.3 SYS1 # List Worksサーバ 192.9.200.2 SYS2 # List Works配信出力サーバ
Windowsのservicesファイルに、サービス「LW Transfer Service」で使用するポート番号を設定します。
ポート番号は、List Worksサーバで実施した印刷配信の環境設定で「delivery.manager.filetrans.port」に設定されている値を指定します。通常は9564を指定します。ポート番号を変更している場合などで、設定されている内容を確認するときは、List Worksサーバでlwdstmgrenvコマンドを実行します。
dtranf01 ポート番号/tcp #LW Transfer Service
注意
servicesファイルに追加した行の最後には必ず改行を入れてください。