メモリ量の目安を説明します。
List Worksサーバ
帳票印刷配信機能を使用する場合に、List Worksサーバに必要なメモリ量は、以下の式で算出します。
なお、オペレーティングシステム、業務アプリケーション他に必要なメモリ量は、含まれていません。
使用メモリ量 = リスト管理サーバおよびWeb連携機能のメモリ量 + 配信管理サーバのメモリ量 + 配信出力サーバのメモリ量 (注1)
リスト管理サーバおよびWeb連携機能のメモリ量 = 768MB (Javaのヒープ域サイズ) (注2) + 256MB (Interstage Application Serverの使用量) + 256MB × 起動コンテナ数 (注3) + 800MB (保管データベースの使用量) (注4) + 印刷フォルダ内に残っている帳票数の和 × 64KB (注5) + 帳票仕分けの加算値 (注6) 配信管理サーバのメモリ量 = 256MB (印刷管理のワークユニットの使用量) + 256MB (配信操作画面のワークユニットの使用量) + 256MB (帳票登録のワークユニットの使用量) + 800MB (配信データベースの使用量) (注4) + プリンタの同時稼働数 × 50MB + 35MB (サービス「LW Transfer Service」の使用量) 配信出力サーバのメモリ量 = 256MB (帳票印刷のワークユニットの使用量) + プリンタの同時稼働数 × 50MB + 35MB (サービス「LW Transfer Service」の使用量)
List Worksサーバに、配信出力サーバを構築しない場合は不要です。
リスト管理サーバの環境設定で、Javaのヒープ域サイズに「900MB」を選択した場合は、1.2GB必要です。
サーブレット・コンテナの数です。
サーブレット・コンテナは、サーブレットを動作させるための実行環境のことです。サーブレット・コンテナは、最大10コンテナまで起動できます。
1コンテナあたり、List Works帳票の表示画面でList Works帳票を表示できる利用者数は、最大500人です。
1コンテナあたり、List Works帳票の表示画面で、表示や検索の処理を同時に依頼できる利用者数は、最大50人です。
List Worksサーバとは別にデータベースサーバを構築する場合は、不要です。
注意
保管データベースおよび配信データベースの使用量は、List Worksに同梱しているSymfowareの使用量です。
製品版のSymfowareを使用している場合は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。 |
帳票保管活用機能を使用する場合に必要です。
帳票仕分けを行う場合の加算値です。(List Works EEのみ)
仕分けする帳票の種類によって値が異なります。
帳票の種類 | 加算値 |
---|---|
富士通ホスト帳票 | ((n1 × 128B)+(n2 × 256B)+(n3 × 260B) n1:CMレコードの定義数 |
NetCOBOL/MeFt帳票 | (注) (24MB + ((n1 + n2)× 2KB + 3KB) × 仕分け後の帳票数) × プロセス多重度 n1:共通情報のKF/KCレコードの定義数 |
注:加算値の最大値は 2GBです。
List Works配信出力サーバ
List Works配信出力サーバに必要なメモリ量は、以下の式で算出します。
なお、オペレーティングシステムの必要容量は含まれていません。
使用メモリ量 = プリンタの同時稼働数 × 50MB + 35MB (サービス「LW Transfer Service」の使用量) + 256MB (Interstage Application Serverの使用量) + 256MB (帳票印刷のワークユニットの使用量)
Web配信操作クライアント
Web配信操作クライアントに必要なメモリ量は、以下のとおりです。
256MB以上
1GB以上