ここでの記載内容は、以下を対象にしています。
Solaris版:11.0以降
Linux版:V12.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:11.0以降
AIX版:11.0以降
世代管理の設定
保守情報の世代管理を行うことができます。初期値は3世代が設定されていますので、世代を変更する場合は、以下の世代管理のコマンドを実行してください。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -w 世代数 |
設定方法については、“導入手引書” の“世代管理の設定”を参照してください。コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“swcolinf 保守情報収集コマンド(サーバ用)”および“swcolinf 保守情報収集コマンド(クライアント用)”を参照してください。
保守情報の収集方法
以下のコマンドを実行し、保守情報を収集します。
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”を参照してください。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf [-i Name] -o OutPath [-c Comment]
→採取状況および格納先が表示されます。
# ./swcolinf -i server -o /export/home Collecting TRACE information... Collecting FJSVJOBSC information... Collecting FJSVMJS information... Collecting FJSVjmcal information... Collecting FJSVJMCMN information... Systemwalker Operation Manager information has collected successfully. Storage location: /export/home/OperationManager/0002 #
注意
資料が収集されなかった場合
収集できなかった資料と格納先が機能別に表示されます。その場合は、再度、保守情報を収集してください。
再度、実行しても採取できない資料があった場合は、収集できなかった資料を格納先へコピーしてください。詳細は、“A.2 保守情報を収集できなかった場合”を参照してください。
ポイント
保守情報収集にかかる時間の目安は、以下のとおりです。
CPU:SPARC64™ GP 400MHz × 2
メモリ:2048MB
収集時間:6分15秒
保守情報の収集状況の確認
以下のコマンドを実行し、保守情報の収集状況を確認します。
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”を参照してください。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -l Outpath
採取した資料の情報を表示する格納先ディレクトリを指定します。
【実行例】
保守情報の収集状況の実行例を示します。
*** Systemwalker Operation Manager Information *** OUTPATH:/temp FOLDER DATE FUNCTION COMMENT /temp/OperationManager/0001 2002/05/05 10:10:10 all all /temp/OperationManager/0002 2002/05/06 10:10:10 event,tool tool:error
注意事項
クラスタシステムの場合
クラスタシステムで、運用している場合は、運用系、待機系の両方のノードで収集してください。また、収集時には、共有ディスクをマウントしてから、収集してください。