ここでの記載内容は、以下を対象にしています。
Windows版:V11.0L10以降
世代管理の設定
保守情報の世代管理を行うことができます。初期値は3世代が設定されていますので、世代を変更する場合は、以下の世代管理のコマンドを実行してください。
Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows(R) XP/Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEの場合
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ |
Windows(R) 98/Windows(R) Meの場合
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ |
設定方法については、“導入手引書”の“世代管理の設定”を参照してください。コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“swcolinf 保守情報収集コマンド”を参照してください。
保守情報の収集方法
以下に保守情報の収集ツールの操作手順を記述します。
Server Core環境以外の場合は、[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[保守情報の収集]を選択します。
Server Core環境の場合は、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
[インストール環境で実行する場合]
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\swcolinf\swcolinf.exe |
[CD-ROMから実行する場合]
<CD-ROMドライブ>¥tool¥swcolinf¥swcolinf.exe |
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“swcolinf 保守情報収集コマンド”を参照してください。
→[保守情報収集ツール]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[実行]ボタンをクリックします。
[製品名]:“Systemwalker Operation Manager”を選択します。
[情報格納先]:収集した情報を格納する場所を指定します。
[コメント]:収集した情報にコメントを記述することができます。
→実行を確認するダイアログボックスが表示されます。
ポイント
収集する機能を選択する場合
収集する機能を選択する場合は、[保守情報収集ツール]ダイアログボックスで、[機能選択]ボタンをクリックし、[保守情報収集ツール 機能選択]ダイアログボックスから、収集する機能を選択します。
ただし、原因究明のため、機能はすべて収集することを推奨します。
[OK]ボタンをクリックします。
→[保守情報収集ツール 実行処理]メッセージボックスが表示されます。
[保守情報収集ツール 結果]メッセージボックスが表示されます。
内容を確認し、[OK]ボタンをクリックしてください。
注意
資料が収集されなかった場合
収集できなかった資料と格納先が機能別に表示されます。その場合は、再度、保守情報を収集してください。
再度、実行しても採取できない資料があった場合は、収集できなかった資料を格納先へコピーしてください。詳細は、“A.2 保守情報を収集できなかった場合”を参照してください。
ポイント
保守情報収集にかかる時間の目安は、以下のとおりです。
CPU:Inter® Pentium®IIIプロセッサ600MHz
メモリ:512MB
収集時間:6分15秒
保守情報の収集をサイレントコマンドで実行する場合は、“リファレンスマニュアル” の“swcolinf 保守情報収集コマンド”を参照してください。
保守情報の収集状況の確認
保守情報の収集状況の確認は、以下の手順で行います。
Server Core環境以外の場合は、[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[保守情報の収集]を選択します。
Server Core環境の場合は、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
[インストール環境で実行する場合]
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\swcolinf\swcolinf.exe |
[CD-ROMから実行する場合]
<CD-ROMドライブ>¥tool¥swcolinf¥swcolinf.exe |
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“swcolinf 保守情報収集コマンド”を参照してください。
→[保守情報収集ツール]ダイアログボックスが表示されます。
[情報一覧/再圧縮]タブを選択します。
→保守情報の収集状況が確認できます。
各世代の情報が表示されます。
採取した圧縮ファイルの一覧が表示されます。
保守情報の再圧縮と解凍方法
保守情報収集ツールを使用して収集した情報のファイルサイズが大きくて、送付できない場合などに、採取した情報から必要な情報を選択し、再圧縮します。
再圧縮方法と、再圧縮したファイルを解凍する方法を以下に示します。
再圧縮方法
Server Core環境以外の場合
[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[保守情報の収集]を選択します。
→[保守情報収集ツール]ダイアログボックスが表示されます。
[情報一覧/再圧縮]タブを選択します。
→収集した保守情報の一覧が表示されます。
再圧縮する情報を一覧から選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
→[保守情報収集ツール 再圧縮]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[実行]ボタンをクリックします。
再圧縮したファイルを格納するフォルダを指定します。
再圧縮するフォルダを選択します。
再圧縮するファイル(調査に必要なファイル)を選択します。
Server Core環境の場合
解凍する際に移動したWindows(R) XP/Windows Vista/Windows Server 2003等のGUIを持つWindows上で、WindowsのZip圧縮ユーティリィティやその他の圧縮ツールを使用して圧縮します。
解凍方法
Server Core環境以外の場合
[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[保守情報の収集]を選択します。
→[保守情報収集ツール]ダイアログボックスが表示されます。
[解凍]タブを選択します。
解凍する圧縮ファイルを追加します。
[追加]ボタンをクリックし、追加するファイルを選択します。
削除するファイルを選択し、[削除]ボタンをクリックします。
[解凍先]テキストボックスに、解凍したファイルを格納するフォルダを指定します。
[解凍]ボタンをクリックします。
→ファイルが解凍されます。
[閉じる]ボタンをクリックします。
Server Core環境の場合
(資料採取先フォルダ)\OperationManager\(世代番号)フォルダに採取された資料をWindows(R) XP/Windows Vista/Windows Server 2003等のGUIを持つWindows上に移動します。
移動した資料(自己解凍形式の圧縮ファイル)について、拡張子を「ex_」から「exe」に変更します。
拡張子を変更したファイルを実行して解凍します。
注意事項
Terminal Serverの場合
Windows NT(R) Terminal Server、またはWindows(R) 2000 Server以降で、リモートデスクトップ(ターミナルサービス)を使用している場合は、システムモードを“インストールモード”に切り替えてから、収集してください。“インストールモード”への切替え方法は、“導入手引書”の“インストール前の作業”を参照してください。
ただし、ターミナルサーバモードが“リモート管理モード”の場合は、システムモードの切替えは必要ありません。
クラスタシステムの場合
クラスタシステムで運用している場合は、運用系、待機系の両方のノードで収集してください。また、収集時には、共有ディスクをマウントしてから、収集してください。