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Systemwalker Operation Manager  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

5.4.16 ジョブが実行遅延状態のまま実行開始されない、または、ジョブの実行開始が遅れる

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]、または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]に、自サーバのIPアドレス、または、自サーバのホスト名(クラスタサーバにおける論理ホスト名)を指定していませんか

原因

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]に、自サーバのIPアドレス、または、自サーバのホスト名(クラスタサーバにおける論理ホスト名)が指定された場合、自サーバへネットワークジョブが依頼されたものとして動作します。

ネットワークジョブを投入する場合は、スケジュールサーバと実行サーバのそれぞれにおいて、ジョブが起動されます。自サーバで、1つのジョブにつき2回起動されることで、多重度を消費し、ジョブが実行待ちになることがあります。また、多重度の制限により、新たに起動されるジョブの実行開始が遅れることがあります。

対処方法

自サーバでジョブを実行する場合、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]の指定は不要です。何も指定しないでください。