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Systemwalker Operation Manager  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

5.2.20 ジョブがエラーメッセージを出力して異常終了する【UNIX版】

エラーメッセージ

ファイルもディレクトリもありません。

番号が正しくありません。

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

シェルスクリプト中に以下のような可変文字列を定義していませんか

スクリプト例

proc1 > ${FILE} 2>&1
CODE=`tail -1 ${FILE}`
exit $CODE

原因

上例の場合、proc1の実行結果として何らかのエラーメッセージが出力されると、$CODE変数へ、意図しない文字列が格納されます。この場合、シェルから以下のようなエラーが返却されますが、これをシェルではなくSystemwalker Operation Managerが出力したメッセージであると勘違いされる場合があります。

exit文から出力されるシェルのエラーメッセージ例

$ exit errormessage
errormessage: 番号が正しくありません。

対処方法

シェルスクリプトの変数値に、エラー発生が契機となって意図しない文字列が格納されていた可能性がないか確認してください。

参考

Systemwalker Operation Managerは、基本的に、ジョブ自身の標準出力(stdout)および、標準エラー出力(stderr)の内容を、特別な加工をせずに、ジョブの前回履歴に表示します。

ジョブの前回履歴にエラーメッセージが出力されている場合、最初にジョブ自身が出力した可能性がないかを確認してください。