対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
対処
確認ポイント
環境変数の値は、システム環境変数に設定されていますか
原因
Systemwalker Operation Managerから起動されるアプリケーションが参照できる環境変数は、システム環境変数のみです。ユーザ個別情報となるユーザ環境変数およびautoexec.batで設定している環境変数はSystemwalker Operation Managerから起動されるアプリケーションで参照することはできません。
対処方法
アプリケーションがユーザ環境変数に登録された環境変数を使用する場合、以下のいずれかの対処が必要です。
アプリケーションを実行するために必要なユーザ環境変数をシステム環境変数([コントロールパネル]の[システム]で設定可能)に登録する。なお、システム環境変数を反映するには、システムの再起動が必要です。
アプリケーションを起動するためのバッチファイルを作成し、アプリケーションを実行するために必要な環境変数をバッチファイルの先頭に登録する。
V10.0L20以降の場合、[登録-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シート-[環境変数]に、アプリケーションを実行するために必要な環境変数を登録する。
参考
Windows版のSystemwalker Operation Managerの場合、ジョブは、“Systemwalker MpMjes”サービスの一部(子プロセス)として動作します。
サービスは、システム環境変数のみが参照可能であるため、ユーザ環境変数としてアプリケーションの動作に必要な環境変数設定がなされていても、サービスはその環境変数を見ることができず、結果として、実行ファイルが見つからない、または、実行に必要な環境変数が不足している、といった意図しない動作になる場合があります。