対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
Systemwalker Operation ManagerクライアントのSystemwalker Operation Managerサーバ(ジョブスケジューラ機能)への接続が多くないですか
原因
ジョブスケジューラのクライアントの接続数の制限値を超えて、クライアントから接続を行ったため、ジョブスケジューラに接続できない状態です。
対処方法
個々のクライアントのレスポンスを考慮して、特定のSystemwalker Operation Managerサーバに同時に接続するSystemwalker Operation Managerクライアントの台数は8台までを目安としてください。
備考
接続数としてカウントされるのは以下のとおりです。
Systemwalker Operation Managerクライアントの[業務選択]ウィンドウで[ジョブスケジューラ]を選択し、ジョブスケジューラサーバへ接続した場合
ジョブスケジューラ情報印刷クライアントでジョブスケジューラサーバへ接続した場合
複数サーバ監視クライアントの監視対象サーバになっている場合
なお、jobschprint -uコマンドでもクライアントの接続数を確認できます。
対処2
確認ポイント
Systemwalker Operation Managerクライアントを正しい方法で終了していますか
原因
不当にSystemwalker Operation Managerクライアントが切断されたことが原因で、Systemwalker Operation Managerクライアントの終了を認識できていない可能性があります。
対処方法
以下の可能性がありますので、運用の見直しを実施してください。
Systemwalker Operation Managerが提供するクライアントが正常に終了されない運用(例えばクライアントPCを頻繁にリセットしたり、クライアント画面を起動したままシステムをシャットダウンする等)となっている
ネットワークの経路上に問題が発生している
備考
クライアントの正しい終了方法は、クライアント画面の[×]ボタンをクリックしクライアント画面を閉じる方法です。タスクマネージャで強制終了したり、クライアントを起動したままシステムをシャットダウンさせないようにしてください。