エラーメッセージ
文字コード変換に失敗したため、ジョブの出力情報を表示できません。 |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
ジョブの標準出力、標準エラー出力に、Systemwalker Operation Managerのコード系と異なるコード系が含まれていませんか
原因
Systemwalker Operation Managerのインストール時のコード系と違うコード系の文字列をジョブが出力した場合、正常にコード変換を行うことができません。
対処方法
ジョブの標準出力、標準エラー出力を、Systemwalker Operation Managerのコード系と統一してください。コード系の確認は、以下のファイルと環境変数を参照してください。
ファイル名
OS名 | ファイル名 |
---|---|
Solaris | /etc/default/init |
Linux | /etc/sysconfig/i18n |
HP-UX | /etc/rc.config.d/LANG |
AIX | /etc/environment |
環境変数の優先度
環境変数 | 優先度 |
---|---|
LC_ALL | 以下のすべてに優先されます。 |
LC_MESSAGES | LC_ALLが設定されていない場合に有効になります。 |
LANG | LC_ALL、LC_MESSAGESが定義されていない場合に有効になります。 |
設定値とコード系
OS名 | 上記ファイルの設定値 | Systemwalkerのコード系 |
---|---|---|
Solaris | ja | EUC |
ja_JP.eucJP(注) | EUC | |
ja_JP.PCK | SJIS | |
ja_JP.UTF-8 | UTF-8 | |
HP-UX | ja_JP.eucJP | EUC |
ja_JP.SJIS | SJIS | |
ja_JP.utf8 | UTF-8 | |
AIX | ja_JP | EUC |
Ja_JP | SJIS | |
JA_JP | UTF-8 | |
Linux | ja_JP.UTF-8 | UTF-8 |
注)“ja_JP.eucJP”は、Solaris8以降でサポートされています。