対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
前日以前の起動予定でグループが起動している、かつ、グループ内ジョブネットで待ち合わせているメッセージ事象が発生していませんか
原因
グループ内ジョブネットで待ち合わせているメッセージ事象が発生していない場合、グループ内ジョブネットはそのメッセージ事象の発生を待ち合わせ続けます。グループは、日変わり時刻が到来しても終了しなかった場合、新たな起動予定がスケジュールされず、前日の予定を持ち越します。日変わり時刻を過ぎて待ち合わせているメッセージ事象が到来した場合、グループ内ジョブネットは起動/非起動日と違う日に起動することになります。
対処方法
グループ内ジョブネットが待ち合わせるメッセージ事象が、そのジョブネットの起動日に併せて発生するよう設定されているかを確認してください。
このような現象が発生した場合、“無効”操作を行うことで、現在の起動予定はスキップされ、この時点での日付を基に新たな起動予定がスケジュールされます。
説明
起動予定時刻9:00と、メッセージ事象の発生を待ち合わせるグループを例に説明します。
4/1 9:00~4/2 0:00に“無効”操作を行った場合、グループの起動予定日時は、4/2となります。
4/2 0:00~4/2 9:00のタイミングで“無効”操作を行った場合、グループの起動予定日時は、4/2 9:00となります。
これらの場合、グループは、4/2 9:00の到来と、メッセージ事象の発生によって起動します。4/2 9:00~4/3 9:00に“無効”操作を行った場合、4/3 9:00の到来と、メッセージ事象の発生によって、グループは起動します。
“無効”操作を行った後、“無効解除”操作が必要です。