エラーメッセージ
[Windows版の場合]
MpJmSrv: エラー: 4: Systemwalker Operation Manager(クライアント部)との通信に失敗しました |
MpJmSrv: エラー: 5: Systemwalker Operation Manager(クライアント部)との接続に失敗しました |
[UNIX版の場合]
MpJmSrv: ERROR: 0004: Failure in communicating with the Systemwalker Operation Manager(client). |
MpJmSrv: ERROR: 0005: Failure in connecting with the Systemwalker OperationMGR(Client). |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
原因
Systemwalker Operation Manager基盤サービス/デーモンと、Systemwalker Operation Managerクライアントとの間の通信でエラーが発生しました。
通信エラーが発生した理由が、同時に出力されるエラーメッセージで説明されます。同時に出力されるエラーメッセージの代表的なものは以下のとおりです。
Windows版の場合
ソース:MpJmSrv 種類:警告 イベントID:8301 func=JMSRV_read:recv() ソケット関数にエラーが発生しました(コード=10054) |
ソース:MpJmSrv 種類:警告 イベントID:8301 func=JMSRV_write:send() ソケット関数にエラーが発生しました(コード=10054) |
UNIX版の場合
MpJmSrv: ERROR: write() broken pipe |
MpJmSrv: ERROR: read() Connection reset by peer |
MpJmSrv: ERROR: accept() Software caused connection abort |
いずれも通信中に不当にSystemwalker Operation Managerクライアントが切断されたものであり、Systemwalker Operation Managerクライアントを正常に終了させなかったことが主な発生理由です。
対処方法
このエラーメッセージに対する対処は不要です。しかし、頻繁に本メッセージが出力される場合は以下の可能性がありますので、運用の見直しを実施してください。
Systemwalker Operation Managerが提供するクライアントが正常に終了されない運用(例えばクライアントPCを頻繁にリセットしているなど)となっている
ネットワークの経路上に問題が発生している
外部から不当な通信、不正なアクセスが行われている