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Systemwalker Operation Manager  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

2.1.3 インストーラ起動時に「InstallShieldエンジン(iKernel.exe)を起動できませんでした。アクセスが拒否されました。」と出力され、インストールが異常終了する

エラーメッセージ

InstallShieldエンジン(iKernel.exe)を起動できませんでした。
アクセスが拒否されました。

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

OSは以下のいずれかですか

本現象は、上記のOSのみで発生します。上記のOSのいずれかの場合、以下の手順で確認をしてください。

  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、DCOMcnfgコマンドを実行します。

    →[コンポーネント サービス]画面が表示されます。

  2. ツリービューで[コンポーネント サービス]、[コンピュータ]をダブルクリックして、[マイコンピュータ]を表示します。

  3. [マイコンピュータ]を選択し、マウスの右ボタンをクリックして[マイコンピュータのプロパティ]画面を表示します。

  4. [COMセキュリティ]タブを選択します。

  5. [アクセス許可]グループボックスの[既定値の編集]ボタンをクリックします。

    →[アクセス許可]ダイアログボックスが表示されます。

    [アクセス許可]ダイアログボックスの[グループ名またはユーザ名]にSYSTEM、SELF以外が登録されていますか

    • 登録されている場合

      対処方法を実施してください。

    • 登録されていない場合

      他の原因が考えられます。保守情報収集ツールで、“共通ツール”、“統合インストーラ”の情報を採取し、富士通技術員に調査依頼してください。

原因

InstallShieldに不具合があったため発生します。

対処方法

以下の手順を実施してください。

  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、DCOMcnfgコマンドを実行します。

    →[コンポーネント サービス]画面が表示されます。

  2. ツリービューの[マイコンピュータの構成]をクリックします。

    →[マイコンピュータ]のダイアログボックスが表示されます。

  3. [COMセキュリティ]タブをクリックします。

  4. [アクセス許可]グループボックスの[既定値の編集]ボタンをクリックします。

    →[アクセス許可]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [グループ名またはユーザ名]に設定されているグループ名またはユーザ名をすべて削除して、何も設定されていない状態にします。

    グループ名またはユーザ名をすべて削除する前に設定されているグループ名またはユーザ名をメモしておいてください。

  6. [OK]ボタン、[適用]ボタン、[OK]ボタンの順にクリックします。

  7. インストールを実施します。

対処方法の5.の手順を実施することにより、デフォルトの値SELF、SYSTEMの2つが指定されます。SELF、SYSTEM以外のグループ名またはユーザ名を設定する必要がある場合は、インストール完了後に設定してください。