エラーメッセージ
InstallShieldエンジン(iKernel.exe)を起動できませんでした。 |
対象バージョンレベル
Windows版:V10.0L10以降
Solaris版:10.0以降(PCクライアントのみ)
Linux版:V10.0L10以降(PCクライアントのみ)
対処
確認ポイント
OSは以下のいずれかですか
Windows(R) XP
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
本現象は、上記のOSのみで発生します。上記のOSのいずれかの場合、以下の手順で確認をしてください。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、DCOMcnfgコマンドを実行します。
→[コンポーネント サービス]画面が表示されます。
ツリービューで[コンポーネント サービス]、[コンピュータ]をダブルクリックして、[マイコンピュータ]を表示します。
[マイコンピュータ]を選択し、マウスの右ボタンをクリックして[マイコンピュータのプロパティ]画面を表示します。
[COMセキュリティ]タブを選択します。
[アクセス許可]グループボックスの[既定値の編集]ボタンをクリックします。
→[アクセス許可]ダイアログボックスが表示されます。
[アクセス許可]ダイアログボックスの[グループ名またはユーザ名]にSYSTEM、SELF以外が登録されていますか
登録されている場合
対処方法を実施してください。
登録されていない場合
他の原因が考えられます。保守情報収集ツールで、“共通ツール”、“統合インストーラ”の情報を採取し、富士通技術員に調査依頼してください。
原因
InstallShieldに不具合があったため発生します。
対処方法
以下の手順を実施してください。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、DCOMcnfgコマンドを実行します。
→[コンポーネント サービス]画面が表示されます。
ツリービューの[マイコンピュータの構成]をクリックします。
→[マイコンピュータ]のダイアログボックスが表示されます。
[COMセキュリティ]タブをクリックします。
[アクセス許可]グループボックスの[既定値の編集]ボタンをクリックします。
→[アクセス許可]ダイアログボックスが表示されます。
[グループ名またはユーザ名]に設定されているグループ名またはユーザ名をすべて削除して、何も設定されていない状態にします。
グループ名またはユーザ名をすべて削除する前に設定されているグループ名またはユーザ名をメモしておいてください。
[OK]ボタン、[適用]ボタン、[OK]ボタンの順にクリックします。
インストールを実施します。
対処方法の5.の手順を実施することにより、デフォルトの値SELF、SYSTEMの2つが指定されます。SELF、SYSTEM以外のグループ名またはユーザ名を設定する必要がある場合は、インストール完了後に設定してください。