Systemwalker Operation Manager V10.0L20/10.1以降で発生したトラブルに対しては、本書で紹介する対処方法を実施する前に、原因調査に必要となる保守情報を収集することを推奨しています。トラブル直後の保守情報を収集することにより、トラブルに対して調査および原因追及ができます。
トラブルが発生してからの手順は、以下のようになります。
トラブルが発生したと思ったら、まず保守情報を収集します。収集方法の詳細は、“付録A 保守情報収集ツール”を参照してください。
[Windows版の場合]
[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager] -[ツール]-[保守情報の収集] (V10.0L20/V10.0L21の場合は、[Systemwalker_OperationMGR]-[保守情報収集ツール])を選択し、表示される[保守情報収集ツール]ダイアログボックスから、保守情報を収集します。
[UNIX版の場合]
以下のコマンドを実行します。コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”を参照してください。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf [-i Name] -o OutPath [-c Comment]
発生している現象に対して、本書に記載されたそれぞれの対処、確認作業を行います。
対処できた場合は、そのまま運用を継続してください。
対処できなかった場合は、1.で収集した保守情報を富士通技術員に送付し、調査依頼をしてください。