KP,キー名,[形式種別],ページ,行,開始桁,終了桁,
(1) 定義項目
項目名 | バイト数(種別) | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
2(文字) | ○ | KPレコードを示すレコード識別子です。 | |
20以内(文字) | ○ | 以下のどちらかを指定します。
| |
2以内(数字) | キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。 抜き出し文字列の形式種別を指定します。(省略時は「99」) 「0」~「8」:抜き出し文字列を変換する 「99」 :抜き出し文字列を変換しない 形式種別の詳細については、“形式種別”を参照してください。 | ||
7以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在するページを指定します。 「1」~「9999999」 ページは、仕分け後の各帳票のページで指定します。 注意 富士通ホスト帳票の場合、帳票内に空白ページが存在するときは、そのページも含めたページを指定してください。 | |
3以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在する行を指定します。 「1」~「256」 | |
3以内(数字) | 抜き出し文字列が存在する位置の始点を桁数で指定します。 「1」~「700」(省略時は「1」) | ||
3以内(数字) | 抜き出し文字列が存在する位置の終点を桁数で指定します。 「1」~「700」(省略時は「700」) 「終了桁>レコード終端桁」なら、「終了桁=レコード終端桁」として扱われます。「開始桁>終了桁」ならエラーになります。 |
注:KPレコードで指定する文字の行桁位置については、ダンプ出力機能で出力された値を指定してください。印刷データ上に存在しない行桁位置を指定した場合は、キー名に文字列が設定されずに処理が続行されます。
ダンプ出力機能については、“2.5 帳票内文字列の位置確認(ダンプ出力機能) ”を参照してください。 |
キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。
注意
LV-DATEは、LV-DATE-TYPEキーと組み合わせて、LV-TIMEはLV-TIME-TYPEと組み合わせて指定する必要があります。
詳細は、“運用手引書”を参照してください。 |
形式種別 | 抜き出し形式 | 変換例:西暦2000年10月29日を変換 |
---|---|---|
0 | YYMMDD | 001029(西暦) |
1 | YYMMDD | 121029(和暦) |
2 | YY**DDD** | 00年303日(西暦) |
3 | YY**DDD** | 12年303日(和暦) |
4 | YYYY**MM**DD** | 2000年10月29日(西暦) |
5 | YY**MM**DD** | 00年10月29日(西暦) |
6 | YY**MM**DD** | 12年10月29日(和暦) |
7 | YY*MM*DD | 00/10/29(西暦) |
8 | YY*MM*DD | 12/10/29(和暦) |
(YY=年、YYYY=年4桁、MM=月、DD=日、DDD=1月1日からの通算日数、*=区切り文字)
(2) 抜き出し文字列の注意事項
正しく抜き出せる全角文字は、JIS 非漢字、JIS 第一水準漢字、JIS第二水準漢字、利用者定義文字です。抜き出し文字列に、上記以外の全角文字、旧字体、または文字コード以外のコード(デバイス制御コードなど)が含まれている場合は、運用により以下の動作をします。
ファイル転送運用または分散印刷運用(TCP/IP通信形態)の場合
コードの種類により、キー名には、その文字の部分が代替文字で設定されるか、抜き出し文字列全体が設定されません。仕分け後、帳票は登録されます。
分散印刷運用(FNA通信形態)の場合
仕分け処理を中断し、エラーで終了します。帳票は登録されません。