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Interstage List Works V10.0.0 帳票仕分け手引書
Interstage

1.4.3 富士通ホスト帳票(分散印刷運用)の場合

富士通ホスト帳票を扱う場合の分散印刷運用について、システム構成を以下に示します。

参考

分散印刷運用時には、APS/NP経由の帳票を仕分けすることができます。

ただし、以下の場合は除きます。

  • OSIV SystemWalker/PrintASSORT で仕分けられた帳票

  • OSIV LISTVIEWを経由した帳票

  • APS/NPの連携情報付加機能を使用して、連携情報が付加された帳票


プロトコルがTCP/IPの場合


プロトコルがFNAの場合


注意

分散印刷運用(FNA、TCP/IP共通)の注意事項

  • 利用者定義文字、JEF拡張文字、旧字体を使用する場合、Charset Managerが必要です。文字コードで運用する場合は、クライアントにもCharset Managerが必要です。

  • 帳票内で旧字体の文字を使用している場合は、Charset Managerを使用して、縮退変換(旧字体を対応する新字体に対応させて変換)する必要があります。詳細は“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

  • 帳票の管理情報(帳票名、コメントなど)に縮退文字や外字を使用している場合は、Charset Managerの変換仕様ユーティリティの代表コード系名の「SJIS」に、「R90」を使用することはできません。必ず、「SJISMS」を設定してください。印刷データのみに使用している場合は「R90」を使用して問題ありませんが、「SJSIMS」を使用することをお勧めします。なお、「R90」から「SJISMS」に変更する場合、文字コードの対応をSJISMSで定義する必要があります。

    変換仕様ユーティリティ、文字コードの対応定義などについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  • 複数サーバで利用者定義文字を流通させる場合、Charset Managerの資源管理サーバに、Charset Manager Standard Editionが必要です。

  • 他サーバに仕分ける場合、仕分け先のList Worksのバージョンレベルは、V8以降である必要があります。


分散印刷運用(FNA)の注意事項

  • Solaris版List Worksは、FNAプロトコルを使用できません。

  • FNAプロトコルで受信した帳票は、WindowsサーバからSolarisサーバへの仕分けはできません。

  • オンライン出力で、MSSP/OMS/AOSなどを経由する場合、Server2000ホスト連携プレミアムは分散印刷運用(TCP/IP)のデータ形式で出力します。そのため、帳票に付加する帳票情報、オーバレイ/外字の資源管理先などについては、TCP/IPプロトコルと同様の運用となります。

  • オンライン出力で、MSSP/OMS/AOSなどを経由する場合、オーバレイやFCB情報を帳票に付加して出力しても無効となります。必要であれば、リスト管理サーバ側で印刷資源として準備してください。