ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerRunbook Automation V14g リファレンスガイド
Systemwalker

5.2 ポートの変更手順


Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号変更手順

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を変更することはできません。一度、製品をアンインストールしたあと、再インストールしてください。インストール時にWebサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定します。


Interstage管理コンソール用のポート番号変更手順

Interstage管理コンソール用のポート番号は、Interstage管理コンソールで変更します。変更手順の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。


ファイル転送基盤のポート番号重複時の設定

ファイル転送基盤では、ポート番号:9664を使用しています。業務サーバ環境でポート番号の重複が発生した場合には、変更する必要があります。変更は、変更対象の業務サーバと連携する管理サーバ、または中継サーバが連携対象としている業務サーバすべてに対して実施します。

業務サーバのポート番号の変更

【Windows】

Windowsシステムのインストールフォルダ\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\SERVICES に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。

【Linux】

/etc/services に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。

dtranf02    9664/tcp            # FJSVlnkbs

  ポート番号は、1~65535の間で指定可能です。

管理サーバ・中継サーバのネットワーク定義の変更

ファイル転送基盤のネットワーク定義ファイルに記載しているPort番号を業務サーバに設定したポート番号を同じ値を指定します。

  1. ネットワーク定義ファイル

    【Windows】

    • 管理サーバ

      [Systemwalker Runbook Automation管理サーバインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
    • 中継サーバ

      [Systemwalker Runbook Automation中継サーバインストールディレクトリ]\SWRBAA\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt

    【Linux】

    /opt/FJSVlnkbs/lnk02/GEN/network_def.txt
  2. ネットワーク定義ファイルを変更後、定義情報を反映させます

    【Windows】

    • 管理サーバ

      [Systemwalker Runbook Automation管理サーバインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\bin\f3jtlxgentrn.exe -i 02 [Systemwalker Runbook Automation管理サーバインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
    • 中継サーバ

      [Systemwalker Runbook Automation管理サーバインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\bin\f3jtlxgentrn.exe -i 02 [Systemwalker Runbook Automation管理サーバインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt

    【Linux】

    /opt/FJSVlnkbs/lnk02/bin/f3jtlxgentrn -i 02 /opt/FJSVlnkbs/lnk02/GEN/network_def.txt
  3. ファイル転送基盤を再起動します

    【Windows】

    “Systemwalker File Transfer Library Control”サービスを再起動してください。

    【Linux】

    # service FJSVlnkbs stop
    # service FJSVlnkbs start