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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 リファレンスガイド

1.3.2 rcxadm vstorage

名前

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm vstorage - 仮想ストレージリソースの操作

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm vstorage - 仮想ストレージリソースの操作


形式

rcxadm vstorage list [-verbose]
rcxadm vstorage show -name name
rcxadm vstorage move -name name -to pool [-nowait]
rcxadm vstorage modify -name name [-label label] [-comment comment]

機能説明

rcxadm vstorageは、ストレージ管理製品またはVM管理製品によって提供される仮想ストレージリソースを操作するためのコマンドです。仮想ストレージとは、サイズを指定してディスクリソースを切り出せるストレージリソースです。

仮想ストレージリソースによって、L-Serverに接続するディスクリソースを作成できます。


サブコマンド

list

仮想ストレージリソースの一覧情報を表示します。

以下の情報が表示されます。

項目名

内容

NAME

仮想ストレージリソース名

LABEL

仮想ストレージリソースのラベル

COMMENT (*1)

仮想ストレージリソースのコメント

TOTAL

仮想ストレージリソースの総容量

FREE

仮想ストレージリソースの空き容量

USED (*1)

仮想ストレージリソースの使用済みの容量

STATUS

仮想ストレージリソースの状態

*1: オプションに-verboseを指定した場合、表示されます。

show

仮想ストレージリソースの詳細情報を表示します。

以下の情報が表示されます。

項目名

内容

NAME

仮想ストレージリソース名

LABEL

仮想ストレージリソースのラベル

COMMENT

仮想ストレージリソースのコメント

TOTAL SIZE

仮想ストレージリソースの総容量

FREE SIZE

仮想ストレージリソースの空き容量

USED SIZE

仮想ストレージリソースの使用済みの容量

STATUS

仮想ストレージリソースの状態

move

仮想ストレージリソースを指定したリソースプールに移動します。

modify

仮想ストレージリソースのラベル、コメントを変更します。


オプション

-name name

nameには、操作対象の仮想ストレージリソース名を指定します。

-to pool

poolには、移動先リソースプールを指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたリソースプールの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-nowait

サブコマンドで指定した仮想ストレージリソースの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-label label

labelには、変更後のラベルを指定します。

-comment comment

commentには、変更後のコメントを指定します。


使用例