RHEL5-Xenの仮想サーバを本製品のL-Serverとして作成および管理するには、セットアップのための事前準備が必要です。
RHEL5-Xen環境の事前準備については、以下に示すRHEL5-Xenのマニュアルを参照してください。
PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル
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PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能コマンドリファレンスマニュアル
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セットアップのための事前準備(サーバ)
「3.1 サーバ環境の事前準備」の作業に加えて、以下の作業が必要です。
管理OSのインストールおよび設定
ドメイン0に対する管理OSのインストールおよび設定を行います。
管理OSにPRIMECLUSTER GDSのインストールおよび設定
管理OSにPRIMECLUSTER GDSのインストールおよび設定を行います。
詳細は、PRIMECLUSTER GDSのマニュアルを参照してください。
セットアップのための事前準備(ストレージ)
以下の確認をしてください。
管理OSに割り当てるボリューム(LUN)が作成済みである
LUNはL-Serverに割り当てる大きさ以上にしてください。
ゾーニング、アフィニティが設定済みである
LUNをPRIMECLUSTER GDSの共有クラスとして登録済みである
使用する共用クラス、シングルディスクは名前の先頭を"rcx"にしてください。
また、クラス名は、本製品に登録しているVMホスト内で重複しないでください。
詳細は、ETERNUSおよびPRIMECLUSTER GDSのマニュアルを参照してください
セットアップのための事前準備(ネットワーク)
以下の確認をしてください。
管理LANと業務LANの構成が設計済みである
管理LANのネットワーク環境が設定済みである
ネットワークリソースに割り当てるVLAN IDが設計済みである
仮想ブリッジが事前に設定済みである
仮想ネットワークインターフェース(VNIF)用のMACアドレス範囲が決定している
IBPを利用する場合
L-Serverのサーバ種別が"VM"の場合、VIOMに関係なく業務LANと管理LANで使用するIBPのアップリンクセットを1つずつ作成したあと、VMホストに接続してください。
アップリンクセットの名前とネットワークリソースの名前を同じにする必要はありません。
仮想ブリッジの作成
L-Serverがネットワークに接続するために、管理OS上で仮想ブリッジが必要です。
仮想ブリッジの設定は、RHEL5-Xenのマニュアルを参照してください。