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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 ユーザーズガイド

G.2.1 システム構成

ここでは、サーバ仮想化ソフトウェア製品としてHyper-Vを利用する場合のシステム構成について説明します。


システム構成例

Hyper-Vを管理対象サーバとする場合のシステム構成例は以下のとおりです。

図G.6 システム構成例

*1: 必須ソフトウェアについては、「1.3.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。

注意

ラックマウント型サーバの構成例は、上記の図からシャーシとマネジメントブレードを削除した構成になります。


SCVMM (System Center Virtual Machine Manager 2008 R2)

VMホスト、VMゲストの管理に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

ドメインコントローラーと同じサーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

SCVMMは本構成のドメインコントローラーのドメインに参加している必要があります。


ドメインコントローラ

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

SCVMMと同じサーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。


管理対象サーバ

MSFCによりクラスタを構成します。

管理対象サーバはドメインコントローラーのドメインに参加している必要があります。


システム構成上の注意点

ネットワーク構成

Hyper-Vを利用する場合のネットワーク構成例は以下のとおりです。

図G.7 ネットワークリソースを用いたLANスイッチブレードと仮想スイッチの設定

注意

  • Hyper-Vおよびラックマウントサーバ環境では、外部ネットワークの外部接続を手動で設定する必要があります。

  • 本製品は、スイッチモードの場合だけ、LANスイッチブレードの設定を行います。


L-Server作成手順

L-Server作成手順は以下のとおりです。

図G.8 本製品導入の流れ

セットアップの事前準備については、「G.2.2 セットアップのための事前準備」を参照してください。

インストールについては、「G.2.3 インストール」を参照してください。

セットアップについては、「G.2.4 セットアップ」を参照してください。

L-Serverの作成については、「G.2.5 L-Server作成」を参照してください。