本製品では、ストレージ、ネットワークを含むサーバの論理的な仕様(CPU数、メモリ容量、ディスク容量、NIC数など)を定義したL-Serverとして管理します。仮想サーバをL-Serverとして管理するには、本製品にVM管理製品を登録します。
本製品に登録できるVM管理製品は以下のとおりです。
VMware vCenter Server
System Center Virtual Machine Manager
VM管理製品の登録手順については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」のVM管理製品の登録に関する記述を参照してください。
注意
VM管理製品は、本製品に登録する前に以下の項目をセットアップしておく必要があります。
VM管理製品のセットアップ手順については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。
【Xen】
RHEL5-Xenを利用する場合は、VM管理製品の登録は必要ありません。
【VMware】
ボリュームが作成済みである
ゾーニング、アフィニティが設定済みである
I/O仮想はRCVE、VIOMで制御する
VMware ESXがVMFSを認識した状態に設定する
VMFSを利用して動的割当てをする
詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」およびVMホストのマニュアルを参照してください。
L-Serverを冗長化する場合は、サーバ仮想化ソフトウェア製品の高可用性機能(VMware HAなど)を事前に設定します。
詳細については、サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照してください。
【Hyper-V】
VMホストでSAN環境が使用可能な構成になっている
I/O仮想はRCVE、VIOMで制御する
ボリュームが作成済みである
ゾーニング、アフィニティが設定済みである
MSFCがVMホストに追加されている
クラスタディスクとしてSANボリュームが設定されている
クラスタの共有ボリュームとしてクラスタディスクが追加されている
作成されるすべてのL-Serverは、高可用性のVMとしてクラスタ上に配置されます。
詳細については、MSFCのヘルプを参照してください。