Symfoware/RDBのインストールからRDBディクショナリの作成までの作業は、スーパユーザである管理者がシングルユーザモードで行います。
参考
シングルユーザモード
1つのシステムに対してスーパユーザのみがログインを許可されており、かつ他の利用者から妨害されることなく管理業務を実行するモードです。
インストール時には、以下の2つの運用を選択できます。
標準セキュリティ運用
標準運用
標準セキュリティ運用を選択した場合、RDBディクショナリ作成時にRDBディクショナリ内にセキュリティパラメタの省略値が設定され、管理者が各自の運用形態に合わせてSQL文を使ってセキュリティパラメタの値をチューニングできます。Symfoware/RDBは、RDBディクショナリから実行パラメタを読み込んで動作します。
標準運用を選択した場合は、RDBディクショナリ作成時にRDBディクショナリ内にセキュリティパラメタは設定されません。Symfoware/RDBは、動作環境ファイルから実行パラメタを読み込んで動作します。
セキュリティパラメタのチューニング方法の詳細については、“4.6.4 セキュリティパラメタのチューニング”を参照してください。
注意
標準運用でインストールして作成したRDBディクショナリを、標準セキュリティ運用で再インストールした際に続けて使用することはできません。
また、標準セキュリティ運用でインストールして作成したRDBディクショナリを標準運用で再インストールした際に続けて使用することもできません。
異なる運用のモードで再インストールを行う場合は、必ずRDBディクショナリを作成し直してください。