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Symfoware Server V10.1.0 セキュリティ運用ガイド

4.3 インストール

Symfoware/RDBのインストールからRDBディクショナリの作成までの作業は、スーパユーザである管理者がシングルユーザモードで行います。

参考

シングルユーザモード

1つのシステムに対してスーパユーザのみがログインを許可されており、かつ他の利用者から妨害されることなく管理業務を実行するモードです。

インストール時には、以下の2つの運用を選択できます。

標準セキュリティ運用を選択した場合、RDBディクショナリ作成時にRDBディクショナリ内にセキュリティパラメタの省略値が設定され、管理者が各自の運用形態に合わせてSQL文を使ってセキュリティパラメタの値をチューニングできます。Symfoware/RDBは、RDBディクショナリから実行パラメタを読み込んで動作します。

標準運用を選択した場合は、RDBディクショナリ作成時にRDBディクショナリ内にセキュリティパラメタは設定されません。Symfoware/RDBは、動作環境ファイルから実行パラメタを読み込んで動作します。

セキュリティパラメタのチューニング方法の詳細については、“4.6.4 セキュリティパラメタのチューニング”を参照してください。

注意

標準運用でインストールして作成したRDBディクショナリを、標準セキュリティ運用で再インストールした際に続けて使用することはできません。

また、標準セキュリティ運用でインストールして作成したRDBディクショナリを標準運用で再インストールした際に続けて使用することもできません。

異なる運用のモードで再インストールを行う場合は、必ずRDBディクショナリを作成し直してください。