RERUNログ反映処理の異常原因が以下の場合は、DCUの再構築以外の方法でリカバリすることが可能です。なお、最新状態へのリカバリが不可能な場合はDCUの再構築によるリカバリを行う必要があります。
異常原因 | 対象資源名 | リカバリ方法 | 出力メッセージ |
---|---|---|---|
メディア障害 | BC管理DB | BC管理DBのメディア障害からのリカバリ | qdg20030u, qdg20031u |
データベースのノード間不一致 | データベース定義不整合 | データベース定義不整合からのリカバリ | qdg20180u, qdg20186u, qdg20187u |
データベース定義の関連付け未定義 | データベース定義の関連付け未定義からのリカバリ | qdg20183u | |
DSI非活性/未フォーマット | DSI非活性/未フォーマットのリカバリ | 異常原因に応じたメッセージが出力されます |
RERUNログ反映処理の異常原因は、副系ノードのDBミラーリングサービスが出力するメッセージをもとに、異常原因の切り分けを行います。以下のメッセージが出力されます。
SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 32008 : Error occurred in DB mirroring service script(reflect process). Detail information='詳細情報'
メッセージの“Detail information”に設定されるメッセージを、“表L.3 RERUNログ反映処理異常の原因とリカバリ方法”の“出力メッセージ” により、異常原因を調査します。
ポイント
異常原因または異常資源の詳細は、Symfoware/RDBのRDBREPORTまたはSymfoware/RDBのrdbinfコマンドまたはrdbudsiコマンドで確認します。
参照
DCUの再構築については“11.9 DCUの再構築”を参照してください。
Symfoware/RDBのrdbinfコマンドまたはrdbudsiコマンドについては“コマンドリファレンス”を参照してください。