本付録では、Systemwalker Service Catalog Managerが提供する運用管理コマンドについて説明します。
各コマンド共通の説明項目は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
記述形式 | コマンドを実行する際の記述形式を示します。 |
機能説明 | コマンドの機能を説明します。 |
パラメーターの意味 | 記述形式に示した各パラメーターの意味を説明します。 |
使用例 | コマンドの使用例です。 |
運用管理コマンドを実行する際は、パラメーターとして、システム運用管理者のユーザーキーおよびパスワードを指定します。システム運用管理者は、専用の組織である"PLATFORM_OPERATOR"に属するユーザーです。セットアップ時に以下のように登録されています。
項目 | 値 | 備考 |
---|---|---|
ユーザーキー | 1000 | 運用管理コマンドで使用します。 |
ユーザーID | administrator | 管理画面へのログインで使用します。 |
パスワード | admin123 | 運用管理コマンドおよび管理画面へのログインで共通です。 |
パスワードの変更は、管理画面から行うことができます。以下のように操作します。
Webブラウザを起動し、管理画面のURLを指定します。URLは、以下の通りです。
http://[管理サーバーのホスト名]:[ポート番号]/fujitsu-bss-portal/?oId=PLATFORM_OPERATOR
ログインページが表示されます。
ユーザーIDとパスワードを入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
ユーザー認証されると、管理画面のページが表示されます。
[パスワードの変更]ページで、現在のパスワードおよび新しいパスワードを入力し、[変更]ボタンをクリックします。
管理画面の[ログアウト]リンクをクリックします。
ログインページに戻ります。
Webブラウザを終了します。
注意
システム運用管理者のユーザー情報を忘れると、運用管理ができなくなります。忘れないようにしてください。
本付録で説明する運用管理コマンドの実行時には、システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
本付録で説明する運用管理コマンドの実行に必要なファイルは、下記ディレクトリ格納されています。下記ディレクトリにカレントディレクトリを移動させてから、コマンドを実行してください。
【Windows】
[本製品のインストールフォルダ]\SWCTMG\ctbss\setup\OperatorClient
【Linux】
/opt/FJSVctbss/setup/OperatorClient
javaコマンドは、以下のコマンドを実行してください。
【Windows】
[Interstageのインストールフォルダ]\JDK5\bin配下
【Linux】
/opt/FJSVawjbk/jdk5/bin配下