マルチスレッド用として、以下のライブラリを提供しています。
各言語と、使用されるコンパイラや他製品を考慮し、アプリケーションを作成してください。
■CORBAアプリケーション用提供ライブラリ
以下は、CORBAアプリケーションを作成するために、提供しているライブラリ一覧です。アプリケーション作成時に必要なインクルードファイルは、プロセス用として作成する場合に使用する同じインクルードファイルを使用してください。
これらの提供ライブラリは、Interstageインストールフォルダ\ots\lib配下で提供されています。
各種言語 | マルチスレッド用提供ライブラリ | ||
---|---|---|---|
マルチスレッド用 | マルチスレッド用 | ||
Windows(R)環境 | |||
C | Microsoft Platform SDK | libCurrent.lib | libservapl_mt.lib |
これらの提供ライブラリは、データベース連携サービスのインストールディレクトリ/lib配下で提供されています。
各種言語 | マルチスレッド用提供ライブラリ | ||
---|---|---|---|
マルチスレッド用 | マルチスレッド用 | ||
Solaris環境 | |||
C | Sun Studio | libCurrent.so | libservapl_mt.so |
C++ | Sun Studio | libCurrent_CPP50.so | libservaplcpp50_mt.so |
COBOL | NetCOBOL | libCurrent_COBOL_mt.so | libservaplcbl_mt.so |
注)
サーバアプリケーションから別のサーバアプリケーションを呼び出すような中継用サーバアプリケーションを作成する場合に指定します。この場合の中継用サーバアプリケーションは、そのアプリケーションで、データベースにアクセスしないアプリケーションを示します。データベースにアクセスし、かつ別のサーバアプリケーションを呼ぶような中継用サーバアプリケーションを作成する場合は、通常のサーバアプリケーションと同じです。
次に、クライアントアプリケーションを、Windows(R)クライアントで動作させるために提供されているライブラリです。通常、スレッド用とプロセス用の違いはありませんが、COBOL用ライブラリだけ注意が必要です。
各種言語 | マルチスレッド用クライアント提供ライブラリ | |
---|---|---|
C | Visual C | otscurrent.lib(共通) |
C++ | Visual C++ | otscurrent_cpp.lib(共通) |
COBOL | NetCOBOL | OTSCURRENT_COBOL_MT.LIB(スレッド用) |
■CORBAサービスから提供されるライブラリとの組み合わせ
CORBAサービスから以下のライブラリが提供されています。各種言語ごと、データベース連携サービスから提供されるライブラリと合わせて使用します。CORBAサービスの提供ライブラリの詳細については、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”を参照してください。
各種言語 | CORBAサービス提供のマルチスレッド用ライブラリ | |
---|---|---|
C | Microsoft Platform SDK | ODSV.lib |
各種言語 | CORBAサービス提供のマルチスレッド用ライブラリ | |
---|---|---|
C | Sun Studio | libOM.so(スレッド用) |
C++ | Sun Studio | libOM.so(スレッド用) |
COBOL | NetCOBOL | libOM.so(スレッド用) |