デジタル署名の適用方法およびデジタル署名を行うオブジェクトは、使用する運用形態(Java VM)によって異なります。
運用形態(Java VM)、ダウンロードオブジェクトとデジタル署名を行うオブジェクトの関係を以下に示します。
運用形態(Java VM) | ダウンロードオブジェクト (注) | 署名対象オブジェクト (注) | 署名形式 |
---|---|---|---|
JBKプラグイン | アプレットのみ | アプレット | X.509形式 |
アプレット/Portable-ORB | アプレット/Portable-ORB |
注) “アプレット”は、ユーザ作成クラスとIDLファイルから生成されたクラスを含みます。
JDK/JRE1.1に対応したJava VMの使用で、Webサーバと通信先のサーバアプリケーションが同一マシンの場合は、デジタル署名を行わなくてもアクセス可能です。この場合、Portable-ORB使用時は、ログを採取できません。また、Javaコンソール上にデジタル署名を行っていないため、ファイル操作およびプロパティ情報関連のセキュリティエラーが表示される場合がありますが、動作上は問題ありません。
各Java VMで使用するPortable-ORBのファイルは、“5.2.1 HTMLファイルの記述”を参照してください。