Salesforceのオブジェクト抽出・格納利用時のセキュリティについて以下に説明します。
実行ユーザーについて
Salesforceのオブジェクト抽出・格納では、Salesforceにあるオブジェクトにアクセスします。
Salesforceのオブジェクトへアクセスするユーザー権限は、データソース定義で指定したSalesforceオブジェクトアクセス用セキュリティ情報(ユーザーID、パスワード、セキュリティトークン)を使用してアクセスします。
オブジェクトのアクセス権
オブジェクトに対するアクセス権として以下の権限を与えてください。
オブジェクト抽出
参照可能(Visible)を指定する
なお、「参照のみ(Read-Only)」の指定は任意です。
オブジェクト格納
参照可能(Visible)を指定する
参照のみ(Read-Only)は指定しない
注意
参照のみ(Read-Only)を指定すると、アクセスできません。
ポイント
外部IDを利用するときのアクセス権
データ追加/更新を行うときに利用するSalesforceの外部IDは、Salesforce側で外部IDにオブジェクト格納の権限を与えてください。
なお、レコード管理IDは、外部IDとして利用することはできません。レコード管理IDは、オブジェクト格納の権限を与えることができないためです。