配付方法の設計は、データ配付定義シートを利用して行います。以下に設計手順を説明します。
配付定義シートの作成
Excelアドインメニュー「Integratorデザインシート」の[定義の新規作成]-[処理プロセス]-[データ配付定義]を選択し、データ配付定義シートを作成します。
データソース定義の参照設定
配付先システムのデータベースへデータを格納する場合
「データベース」の行を追加して、「データソースID」に、利用するデータソース定義の「データソースID」を設定します。
配付先システムにファイル送信でデータを配付する場合
「ファイル転送」の行を追加して、「データソースID」に、利用するデータソース定義の「データソースID」を設定します。
配付元システムのSalesforceオブジェクトを配付する場合
「Salesforce.com」の行を追加して、「データソースID」に、利用するデータソース定義の「データソースID」を設定します。
配付元システムのInformation Storageへデータを格納する場合
「Interstage Information Storage」の行を追加して、「データソースID」に、利用するデータソース定義の「データソースID」を設定します。
配付データの設定
以下の定義IDをそれぞれデータ配付定義シートに記述します。
配付データが格納されている「データボックス」
配付データのデータ構造定義の「データ構造定義ID」
配付データのフォーマット定義の「フォーマットID」
ポイント
以下の両方を満たす場合、「データ構造定義ID」、「フォーマットID」の指定は不要です。
データベース、オブジェクト以外のデータ配付の場合
収集データに対して変換処理をせずにそのまま配付する処理プロセスの場合
以下の場合は、「フォーマットID」の指定は不要です。
オブジェクト格納によるデータ配付の場合
以下の場合は、「データ構造ID」の指定は不要です。
IIS格納によるデータ配付の場合
配付処理に必要なパラメタの設計
配付処理に必要なパラメタを、追加した以下の行に設定します。
「データベース」
「ファイル転送」
「Salesforce.com」
「Interstage Information Storage」