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Interstage Information IntegratorV10.1.0 システム設計ガイド

5.6.2 配付データの設計

データボックス名の作成

配付するデータが格納されているデータボックス名を指定します。Information Integratorサーバでデータを配付するためには、データボックスが必要です。データボックス名は、データ配付定義シートの「データボックス」に入力します。

データボックス名は、処理プロセス内で一意の値を設定する必要があります。複数プロセスに同じデータボックス名を設定すると、複数プロセス間でデータを受け渡すことができます。

配付データのデータ構造、フォーマットの設計

配付対象のデータに対して、データ構造、フォーマットを設計します。それぞれデータ構造定義シート、フォーマット定義シートで設計します。

ポイント

以下の両方を満たす場合、「データ構造定義ID」、「フォーマットID」の指定は不要です。

  • ファイル形式のデータ配付の場合

  • 収集データに対して変換処理をせずにそのまま配付する処理プロセスの場合

以下の場合は、「フォーマットID」の指定は不要です。

  • オブジェクト格納によるデータ配付の場合

以下の場合は、「データ構造ID」の指定は不要です。

  • IIS格納によるデータ配付の場合