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Interstage Information IntegratorV10.1.0 システム設計ガイド

4.3.1 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合

相手側システムがWindows、Solaris、またはLinuxの場合、相手側システムに、Linkexpress製品を導入します。

ファイル送受信を利用する場合

図4.3 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合に、ファイル送受信を利用する場合の構成イメージ

相手側システムが、Windows/Solaris/Linuxの場合に、利用可能なLinkexpressは、以下のとおりです。

DB抽出、格納を利用する場合

DB抽出、DB格納を行う場合は、Information Integratorサーバ側に、データベース製品のクライアントが必要です。

図4.4 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合に、DB抽出・格納を利用する場合の構成イメージ

データベース製品のクライアントには、それぞれ以下のコンポーネントを導入してください。

表4.3 データベース種別とデータベース製品のクライアントの関係

データベース種別

データベース製品のクライアント

Symfoware Server

Symfoware Client

Oracle

Oracle Database Client

SQL Server

SQL Server Native Client

DB2

IBM Data Server Client

PostgreSQL

postgresql-odbc

その他のデータベース(ODBC接続)

データベースの付属するODBCドライバ

注意

Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、その他のデータベースを使用する場合は、データベース製品のクライアントを導入後に、ODBCドライバを使ってDBMSに接続可能な状態としてください。接続方法については、各DBMSのマニュアルを参照してください。

通信プロトコルがSANの場合

相手側システムがWindows、Solaris、またはLinuxの場合、相手側システムに、Linkexpress、およびLinkexpress SAN optionを導入します。

また、SANを利用する場合は、利用する相手側システムと、Information Integratorサーバの導入システムの両方に、XL-DATA/MVを導入します。

図4.5 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合に、通信プロトコルにSANを利用する場合の構成イメージ

通信プロトコルがSANの場合に利用可能なLinkexpressは、以下のとおりです。

ポイント

Linkexpress SAN optionについて

Linkexpress SAN optionは、以下のLinkexpress製品を利用する場合に必要です。

  • Linkexpress

  • Linkexpress Advanced Edition