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Interstage Information IntegratorV10.1.0 システム設計ガイド

1.4 データ変換・編集

Information Integratorが収集したデータを変換・編集することができます。

なお、収集したデータの特定レコードや特定の項目だけを変換・編集の対象にすることもできます。

Information Integratorのデータ変換・編集機能は、以下の4種類があります。

ポイント

  • Information Integratorのデータ変換・編集機能では、変換・編集時に変換前、変換後の各データ(CSVファイルまたはバイナリファイル)に対して、それぞれ以下のデータチェックを行います。異常を検知すると、エラーメッセージを出力します。

    • データ形式

      以下の入力値チェックを行います。

      • 全角文字列属性

      • 日付・時間属性

      • 数値属性

      • バイナリ属性

      • ビット属性

    • 桁数の過不足に対するデータチェック

    • 必須入力チェック

    各データチェックのチェック内容については、“付録E 変換・編集時に行うデータチェックについて”を参照してください。

    注意

    • 変換前または変換後のデータがXMLファイルの場合、XMLファイルに対してのデータチェックは行いません。

    • Salesforceから以下のデータ型のデータを抽出した場合、収集した当該データ(変換前データ)に対してのデータチェックを行うことはできません。

      • int

      • double

      • currency

      • percent

  • 既存システムに使用していた変換アプリケーションをプラグイン機能により、Information Integratorに組み込むことができます。プラグイン機能についての詳細は、“1.7 プラグイン”を参照してください。

  • 変換後のデータをCSVファイルまたはXMLファイルで扱う場合、文字型のデータだけに囲み文字(ダブルクォーテーションのみ)を付与する、または、すべてのデータに囲み文字を付与しないのいずれかを選択することができます。