Information Integratorが収集したデータを変換・編集することができます。
なお、収集したデータの特定レコードや特定の項目だけを変換・編集の対象にすることもできます。
Information Integratorのデータ変換・編集機能は、以下の4種類があります。
ファイル形式変換
標準コード変換
項目編集
レコード編集
ポイント
Information Integratorのデータ変換・編集機能では、変換・編集時に変換前、変換後の各データ(CSVファイルまたはバイナリファイル)に対して、それぞれ以下のデータチェックを行います。異常を検知すると、エラーメッセージを出力します。
データ形式
以下の入力値チェックを行います。
全角文字列属性
日付・時間属性
数値属性
バイナリ属性
ビット属性
桁数の過不足に対するデータチェック
必須入力チェック
各データチェックのチェック内容については、“付録E 変換・編集時に行うデータチェックについて”を参照してください。
注意
変換前または変換後のデータがXMLファイルの場合、XMLファイルに対してのデータチェックは行いません。
Salesforceから以下のデータ型のデータを抽出した場合、収集した当該データ(変換前データ)に対してのデータチェックを行うことはできません。
int
double
currency
percent
既存システムに使用していた変換アプリケーションをプラグイン機能により、Information Integratorに組み込むことができます。プラグイン機能についての詳細は、“1.7 プラグイン”を参照してください。
変換後のデータをCSVファイルまたはXMLファイルで扱う場合、文字型のデータだけに囲み文字(ダブルクォーテーションのみ)を付与する、または、すべてのデータに囲み文字を付与しないのいずれかを選択することができます。