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Systemwalker Desktop Patrol V14g 導入ガイド

2.9.2 サーバのIPアドレスの変更

CSまたはDSがインストールされているPCのIPアドレスの設定変更(設定変更には変更、追加、および削除を含みます)を行う場合は、IPアドレスの設定変更を行うPCのサービス「ITBudgetMGR(INV)」を停止してから行うようにしてください。

また、サービスを停止するときは、処理中のインベントリ情報ファイルが存在しないことを確認してから停止してください。未処理のインベントリ情報ファイルが残っていた場合、正常にデータが取り込まれなくなります。

処理中のインベントリ情報ファイルは以下のフォルダに拡張子が「.cmp」で格納されるので、フォルダにファイルが存在しないことを確認してください。

なお、CSがインストールされているPCのIPアドレスの変更は、CS導入時のサーバ環境設定画面の「ホスト名」にFQDN形式でホスト名を指定した場合のみ行えます。IPアドレスで指定した場合は変更できません。

【格納フォルダ】

DTPインストールディレクトリ\FJSVsbinv\ardus\work\IPアドレス

【インベントリ情報ファイルの例】

C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbinv\ardus\work\10.20.30.40\1234+CT01+DS01.example.com.cmp

なお、サービスを停止せずにIPアドレスの設定変更を行った場合や、未処理のインベントリ情報が残ったままIPアドレスの設定変更を行った場合は、以下の手順でインベントリ情報の再収集を行ってください。

  1. IPアドレスの設定変更を行ったPCの「ITBudgetMGR(INV)」サービスを一度停止して、再起動します。

  2. メインメニューから[環境設定]-[環境設定]-[CS/DSの設定と稼働状況]を表示し、IPアドレスの設定変更を行ったPCを選択します。

  3. [最新の情報に更新]ボタンをクリックします。