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ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド

B.4.1 設定解除【Windows】

マネージャの、クラスタサービスの削除の流れを以下に示します。

図B.3 マネージャサービスの設定解除の流れ

以下の手順で、マネージャのクラスタサービスの設定削除を行います。
プライマリノードでマネージャが動作していることを前提で説明します。


HBA address rename設定サービスの削除

クラスタシステムにマネージャと共にHBA address rename設定サービスを設定済みの場合は、本手順を行ってください。

  1. HBA address rename設定サービス用の"サービスまたはアプリケーション"をオフラインにします。

    1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面を起動し、クラスタシステムに接続します。

    2. フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-HBAar]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

  2. マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"をオフラインにします。

    フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

  3. HBA address rename設定サービス用の"サービスまたはアプリケーション"のスクリプトを削除します。

    1. フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-HBAar]をクリックします。

    2. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-HBAar の概要"の"その他のリソース"の"HBAarCls スクリプト"を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。

  4. HBA address rename設定サービス用の"サービスまたはアプリケーション"を削除します。

    フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-HBAar]を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。

  5. マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"配下のリソースの依存関係を、HBA address rename設定サービスのセットアップ前の状態に戻します。

    1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"の"PXE Services"を右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。

      [PXE Servicesのプロパティ]画面が表示されます。

    2. [依存関係]タブの"リソース"に管理LANのIPアドレスを指定し、<適用(A)>ボタンをクリックします。

    3. 設定が適用されたら<OK>ボタンをクリックします。

  6. マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"から、HBA address rename設定サービス用の"サービスまたはアプリケーション"を連携起動させる汎用スクリプトを削除します。

    1. フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]をクリックします。

    2. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"の"HBAarClsCtl スクリプト"を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。


クラスタサービスの停止

「HBA address rename設定サービスの削除」を行った場合は、手順3.から行ってください。

  1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面を起動し、クラスタシステムに接続します。

  2. マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"をオフラインにします。

    フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

  3. マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"の共有ディスクをオンラインにします。

    [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"ディスク ドライブ"配下の共有ディスクを右クリックし、表示されたメニューで[このリソースをオンラインにする(B)]を選択します。

サービスリソースの削除

マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"のサービス、スクリプトおよびIPアドレスを削除します。
以下の手順で、"その他のリソース"のすべてのリソースを削除します。

  1. フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]をクリックします。

  2. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。

  3. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"サーバー名"に表示されたリソースを以下の手順で削除します。

    1. "IPアドレス:IPアドレス"を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。

    2. "名前:ネットワーク名"を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します


    管理LANサブネットを登録している場合は、以下の手順で、"DHCP サービス"を削除してください。

  4. "DHCP サービス"のパスを設定します。

    1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"DHCP サービス"のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。

      [新規 DHCP サービスのプロパティ]画面が表示されます。

    2. [全般]タブで、以下の表に従ってパスを設定します。

      項目

      設定する値

      データベースのパス(D)

      %SystemRoot%\System32\dhcp\

      監査ファイルのパス(F)

      %SystemRoot%\System32\dhcp\

      パックアップ パス(P)

      %SystemRoot%\System32\dhcp\backup\

  5. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"DHCP サービス"のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。

マネージャのアンインストール

  1. 3.1.2 アンインストール【Windows】」を参照し、プライマリノードのマネージャをアンインストールします。

  2. 共有ディスクをセカンダリノードに割り当てます。

    フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動(O)]-[1 - ノード ノード名 に移動]を選択します。
    ノード名には、セカンダリノードの名前が表示されます。

  3. セカンダリノードのマネージャをアンインストールします。

共有ディスクのファイル削除

エクスプローラで共有ディスク配下の"ドライブ名:\RCoordinator\"フォルダを削除します。


クラスタリソースの削除

マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"を削除します。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。