Internet Navigware e-Learning Pack V9.0
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第2部 システム管理編> 第18章 教材ディレクトリ

18.1 教材ディレクトリとは

Internet Navigware Serverに学習用の教材を格納するためには、教材ディレクトリの設定が必要です。標準の教材ディレクトリは、インストール時に自動的に生成されます。
本章では、標準以外のディレクトリを設定する手順を説明します。

環境設定ツールの[教材ディレクトリ]ページで、ディレクトリIDとディレクトリの対応を定義します。

  1. 教材ディレクトリの設定
    教材ディレクトリは、任意のディレクトリIDと、ディスク上のディレクトリを対応付けることによって定義します。
    ディレクトリIDには、英数字と“-”、“_” 、“/”を用いて任意の文字列を指定することができます。ただし、教材アクセス制限機能を使用する場合は、ディレクトリIDに“-”、“/”を含めることはできません。
    ディレクトリIDは、管理ツールで教材を作成するとき、コンテンツマネージャでコースウェアを登録するときに、格納先として指定します。
    また、学習時には、教材のURLは、http://<サーバ名>/<ディレクトリID>/<コースコード>の形式になります。

    標準では、ディレクトリID'course'に対して、インストール時に指定したディレクトリが定義されています。
    [追加]ボタンをクリックして、新しい定義を追加することができます。
    新しい教材ディレクトリ“d:\ext\course2”を、教材ディレクトリ“external”として設定する場合、以下のように設定します。

    教材アクセス制限機能を使用しない場合は、ディレクトリIDに“/”を含めることで、教材のURLに階層構造を持たせることができます。

    ディレクトリID'external/course'に対して、ディレクトリ'd:/ext/course2'を定義した場合、教材のURLは、http://<サーバ名>/external/course/<コースコード>の形式になります。

  2. 教材ディレクトリをWebサーバから参照できるように設定
    Interstage Application ServerをインストールしたディレクトリのF3FMihs\conf\httpd.confを修正します。
    <If Module mod_alias.c>が記述された行の次に、教材ディレクトリの設定を追加します。上記“external”の記述例です。

    Alias /external “d:/ext/course2/”
    <Directory “d:/ext/course2”>
     AllowOverride None
     Options None
     Allow from all
     Order allow,deny
    </Directory>


  3. Internet Navigware Serverのワークユニットの再起動
    教材ディレクトリの設定を変更した場合は、Interstageの管理コンソールより、Internet Navigware ServerのワークユニットとWebサーバを再起動する必要があります。

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