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第2部 システム管理編> 第17章 セキュリティ> 17.2 SSL通信、署名や暗号処理を行うための設定方法

17.2.2 環境の構築方法

Interstage証明書環境は、証明書、秘密鍵、CRLを管理する環境です。Interstage証明書環境の作成・更新にはコマンドを使用し、参照はInterstage管理コンソールで行います。以降では、Interstage証明書環境の作成・更新の方法について説明します。
また、Interstage証明書環境を用いるための環境設定についても説明します。

  1. Interstage証明書環境の構築と、CSR(証明書取得申請書)の作成
  2. 証明書の発行依頼
  3. 証明書とCRLの登録
  4. 証明書の利用設定
  5. 各サービスの環境設定
  6. 認証局の証明書のWebブラウザへの登録
    (Interstage HTTP ServerでSSLを利用する場合のみ)

以降で使用する各コマンドの詳細は、“17.2.3.1 scsmakeenv〜17.2.3.4 scsdelete”を参照してください。
なお、証明書の参照処理はInterstage管理コンソールから行います。Interstage証明書環境を構築後、Interstage管理コンソールの[システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[認証局証明書]、または[システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[サイト証明書]を参照してください。
Interstage証明書環境を更新する場合は“17.2.3 証明書の管理”を参照してください。

コマンドはAdministrator権限をもつユーザで実行してください。


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