リモート・アドバンスト・コピー(REC(Remote Equivalent Copy))およびエクステンデッド・リモート・アドバンスト・コピーは、災害やテロなどの事故からデータを守り、素早くリカバリーするための機能です。
リモート・アドバンスト・コピーの方法
装置間のデータ転送にファイバーチャネルインターフェース(最大10km)を使用することで、ファイバーチャネルの高速性・信頼性を活かしたコピーデータの作成、運用が可能になります。
図B.1 リモート・アドバンスト・コピーの接続
FCIPトンネリング機能をサポートしたファイバーチャネルスイッチを使用することで、装置間のデータ授受に広域回線を使用することができます。この構成では遠隔地(例えば、東京から札幌のように数100km以上 離れた場所)にコピーデータを置くことができます。これにより、地域災害の被害からデータを守るシステムの構築が可能になります 。
図B.2 エクステンデッド・リモート・アドバンスト・コピー接続 (FC-RA接続の場合)