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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

6.2.1 性能情報収集の開始

Express Web GUIの[アクション]ペインで[性能]-[起動]を選択して、性能管理装置に性能情報の収集を指示します。

性能管理装置は、LANを経由してディスクアレイの性能情報を収集し、データとして性能情報を保存します。また、管理サーバのデーモンとして起動しているため、Express Web GUIが表示されていなくても、管理サーバが起動している間は、性能情報を収集し続けます。

ディスクアレイの設定は、論理的に認識され、性能情報の収集を開始します。選択したストレージシステムの性能情報の収集開始には、実際の性能情報を収集する前に、論理設定の認識を行うため数十秒から数分かかります。

性能管理が起動すると、性能管理状態として、"性能情報"行に"Monitoring"と表示されます。

以下の表に、"性能情報"行の値、対応する状態、および対処方法を示します。なお、"性能情報"行の値は、現状の状態と異なる場合があります。Express Web GUIの[アクション]ペインで[ディスクアレイ]-[構成再読み込み]を選択して、最新の状態を確認してください。

"性能情報"行の値

状態

対処方法

Monitoring

性能監視中(正常)

性能監視中です。

Recovering

性能監視リカバリー中(例 : 装置タイムアウトなど)

Expressの管理サーバがディスクアレイと通信できません。ネットワークとディスクアレイの状態を確認してください。ETERNUS Web GUI がログイン状態の場合は、ログオフしてください。

Error

性能監視エラー(例 : 装置タイムアウト、性能情報ファイルへの書き込みの失敗など)

Expressの管理サーバがディスクアレイと通信できません。ネットワークとディスクアレイの状態を確認してください。ETERNUS Web GUI がログイン状態の場合は、ログオフしてください。また、ファイルへの書き込み権とファイルシステムの容量を確認してください。

次に、Express Web GUIの[アクション]ペインで[性能]-[停止]を選択してください。

Stop

性能監視の停止(正常)

性能監視が停止しました。