Express Web GUIの起動手順について説明します。
注意
ETERNUS Web GUIおよびETERNUS CLIは、ETERNUSの構成変更機能において、Express Web GUIより高い権限をもっています。したがって、ETERNUS Web GUIおよびETERNUS CLIを、Express Web GUIと同時に利用すると、Express Web GUIが異常終了する場合があります。
例えば、ETERNUS Web GUIを利用して設定を変更する場合は、Express Web GUIを利用して「6.5 構成の変更」を実行することはできません。
したがって、Express Web GUIを利用する場合は、ETERNUS Web GUIおよびETERNUS CLIを使用しないでください。
Computer Browser サービスが起動していることを確認します。(Windowsドメインに参加している場合のみ)
Windowsドメインに参加している場合、Express Web GUIを使用するには、管理サーバでComputer Browser サービスが起動している必要があります。
そのため、[コントロールパネル] - [管理ツール] - [サービス]で、Computer Browser サービスの[状態]が、開始になっていることを確認してください。
ポイント
Windows Server 2008のComputer Browser サービスは、デフォルトでは停止しています。
Express Web GUIを起動します。
Web ブラウザを起動します。
HTTPS通信とポート番号を利用して、Expressマネージャーに接続します。
このとき、ポート番号には9855を指定してください。
例
https://aaa.bbb.fujitsu.com:9855/express/
ログインします。
ユーザー名とパスワードを入力し、Express Web GUIにログインしてください。
それぞれの環境では、以下のユーザー名を指定してください。
ローカルサーバ : ローカルユーザー
ドメインメンバーサーバ : ローカルユーザー、ドメインユーザー
ドメイン制御サーバ(PDC/BDC) : ドメインユーザー
注意
ドメインユーザーを指定する際は、"Domain-name\user-name"の形式で指定してください。
注意
一度の操作で大量のボリュームやコピーペアを作成した場合、タイムアウトエラーになることがあります。
タイムアウトエラーになったときは、時間を置いてから画面を更新してください。画面の更新後、ボリュームやコピーペアが正しく作成されていた場合は、対処不要です。正しく作成されていなかった場合は、一度に作成するボリュームやコピーペアの数を減らして、再実行してください。