Visual BasicのRDOとの連携でデータの更新を行う方法について説明します。
本サンプルコードは、INSERT文実行後、メッセージボックスで完了を知らせます。
アプリケーションの手順
コネクションを接続します。詳細は、“C.2.1 接続および切断”を参照してください。
rdoConnection.CreateQuery メソッドでrdoQueryオブジェクトを生成します。(SQLプロパティへINSERT文を設定します)
rdoConnection.ExecuteメソッドでINSERT文を実行します。(rdExecDirectオプションを指定します)
コネクションを切断します。
オブジェクトを破棄します。
エラー処理については、“C.2.11 エラー処理”を参照してください。
'オブジェクト宣言 Dim Env As rdoEnvironment Dim Con As rdoConnection Dim Qry As rdoQuery 'rdoEnvironmentオブジェクトの生成 Set Env = rdoEngine.rdoEnvironments(0) On Error GoTo ErrorProc '1. コネクション接続 Set Con = Env.OpenConnection("DSN01", rdDriverNoPrompt, _ False, "UID=USER01;PWD=PASS01;") '2. rdoQueryオブジェクトの生成 Set Qry = Con.CreateQuery("", _ "INSERT INTO TESTTBL VALUES(200,1000.025,DATE'2007-04-10','INSERT DATA')") '3. INSERT文実行 Qry.Execute (rdExecDirect) 'メッセージボックスの表示 MsgBox "行を挿入しました", vbOKOnly, "Normal End" '4. コネクション切断 Con.Close '5. オブジェクトの破棄 Set Qry = Nothing Set Con = Nothing Set Env = Nothing Exit Sub 'エラー処理 ErrorProc: 'エラー処理ルーチンを記述します