Symfoware Serverのデータ型について説明します。
Javaのshort型とSymfoware ServerのSMALLINT型は一致し、共に-32768から32767までの16ビットの符号付き整数値を表します。
Symfoware ServerのSMALLINT型への代入
Symfoware ServerのSMALLINT型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 推奨 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのSMALLINT型にデータを格納する場合、Javaのshort型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのSMALLINT型へ代入する場合、格納される文字データは-32768から32767までのASCIIコードで表現される文字データである必要があります。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのSMALLINT型へ代入する場合、格納される数値データは-32768から32767までの16ビットの符号付き整数値で表現できるデータである必要があります。
Symfoware ServerのSMALLINT型からの取り出し
Symfoware ServerのSMALLINT型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 推奨 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのSMALLINT型のデータを取り出す場合、Javaのshort型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのSMALLINT型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、取り出すデータはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって取り出されます。
Symfoware ServerのSMALLINT型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値である必要があります。それ以外のデータを取り出すことはできません。
Javaのint型とSymfoware ServerのINTEGER型は一致し、共に-2147483648から2147483647までの32ビットの符号付き整数値を表します。
Symfoware ServerのINTEGER型への代入
Symfoware ServerのINTEGER型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 推奨 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのINTEGER型にデータを格納する場合、Javaのint型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのINTEGER型へ代入する場合、格納される文字データは-2147483648から2147483647までのASCIIコードで表現される文字データである必要があります。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのINTEGER型へ代入する場合、格納される数値データは-2147483648から2147483647までの32ビットの符号付き整数値で表現できるデータである必要があります。
Symfoware ServerのINTEGER型からの取り出し
Symfoware ServerのINTEGER型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 推奨 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのINTEGER型のデータを取り出す場合、Javaのint型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのINTEGER型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、取り出すデータはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって取り出されます。
Symfoware ServerのINTEGER型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値である必要があります。それ以外のデータを取り出すことはできません。
Javaのjava.math.BigDecimal型とSymfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型は一致し、共に精度と位取りを持つ10進数を表します。
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型への代入
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 推奨 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型にデータを格納する場合、Javaのjava.math.BigDecimal型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型へ代入する場合、格納される文字データは数値を表現する文字データである必要があります。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型へ代入する場合、格納される数値データは固定精度の10進数で表現できるデータである必要があります。
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型からの取り出し
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 推奨 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型のデータを取り出す場合、Javaのjava.math.BigDecimal型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、取り出すデータはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって取り出されます。
Symfoware ServerのNUMERIC型およびDECIMAL型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値である必要があります。それ以外のデータを取り出すことはできません。
Javaのfloat型とSymfoware ServerのREAL型は一致し、共に7桁の仮数部を持つ単精度の浮動小数点数を表します。
Symfoware ServerのREAL型への代入
Symfoware ServerのREAL型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 推奨 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのREAL型にデータを格納する場合、Javaのfloat型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのREAL型へ代入する場合、格納される文字データは7桁の仮数部を持つ単精度のASCIIコードで表現される文字データである必要があります。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのREAL型へ代入する場合、格納される数値データは7桁の仮数部を持つ単精度の浮動小数点数値で表現できるデータである必要があります。
Symfoware ServerのREAL型からの取り出し
Symfoware ServerのREAL型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 推奨 |
double | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのREAL型のデータを取り出す場合、Javaのfloat型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのREAL型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、取り出すデータはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって取り出されます。
Symfoware ServerのREAL型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値である必要があります。それ以外のデータを取り出すことはできません。
Javaのdouble型とSymfoware ServerのDOUBLE型は一致し、共に15桁の仮数部を持つ倍精度の浮動小数点数を表します。
Symfoware ServerのDOUBLE型への代入
Symfoware ServerのDOUBLE型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 推奨 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのDOUBLE型にデータを格納する場合、Javaのdouble型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのDOUBLE型へ代入する場合、格納される文字データは15桁の仮数部を持つ倍精度のASCIIコードで表現される文字データである必要があります。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのDOUBLE型へ代入する場合、格納される数値データは15桁の仮数部を持つ倍精度の浮動小数点数値で表現できるデータである必要があります。
Symfoware ServerのDOUBLE型からの取り出し
Symfoware ServerのDOUBLE型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 推奨 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのDOUBLE型のデータを取り出す場合、Javaのdouble型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのDOUBLE型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、取り出すデータはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって取り出されます。
Symfoware ServerのDOUBLE型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値である必要があります。それ以外のデータを取り出す事はできません。
Symfoware ServerのFLOAT型は、定義によって7桁の仮数部を持つ単精度の浮動小数点数であったり15桁の仮数部を持つ倍精度の浮動小数点数であったりします。
7桁の仮数部を持つ単精度の浮動小数点数であるJavaのfloat型との混同のおそれがあるので、あまりFLOAT型の使用は推奨しません。
精度に1~23を指定したFLOAT型はREAL型と同義です。“2.4.2.4 Symfoware ServerのREAL型”を参照してください。
精度に24~52を指定したFLOAT型または精度を省略したFLOAT型はDOUBLE型と同義です。“2.4.2.5 Symfoware ServerのDOUBLE型”を参照してください。
JavaのDATE型は年、月、日で構成されます。これに対しSymfoware ServerのDATE型も年、月、日で構成されます。
したがって、JavaのDATE型とSymfoware ServerのDATE型は一致します。
Symfoware ServerのDATE型への代入
Symfoware ServerのDATE型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Date | 推奨 |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのDATE型へデータを代入する場合、java.sql.Date型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのDATE型へ代入する場合、以下の形式で代入してください。
YYYY-MM-DD
2007-04-21
各フィールドに代入可能な値の有効値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
年 | 1~9999 |
月 | 1~12 |
日 | 1~31 |
Javaのjava.sql.TimestampクラスのデータをSymfoware ServerのDATE型へ代入する場合、時、分、秒、およびナノ秒フィールドのデータは代入されません。年、月および日のデータが代入されます。
Symfoware ServerのDATE型からの取り出し
Symfoware ServerのDATE型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Date | 推奨 |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのDATE型のデータを取り出す場合、java.sql.Date 型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのDATE型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、以下の形式で取り出されます。
YYYY-MM-DD
2007-04-21
各フィールドに返却される値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
年 | 1~9999 |
月 | 1~12 |
日 | 1~31 |
Symfoware ServerのDATE型のデータをJavaのjava.sql.Timestampクラスへ取り出す場合、時、分、秒、およびナノ秒フィールドには0が設定されます。
JavaのTIME型は時、分、秒で構成されます。これに対しSymfoware ServerのTIME型も時、分、秒で構成されます。
したがって、JavaのTIME型とSymfoware ServerのTIME型は一致します。
Symfoware ServerのTIME型への代入
Symfoware ServerのTIME型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Time | 推奨 |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのTIME型へデータを代入する場合、java.sql.Time 型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのTIME型へ代入する場合、以下の形式で代入してください。
hh:mm:ss
11:34:56
各フィールドに代入可能な値の有効値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
時 | 0~23 |
分 | 0~59 |
秒 | 0~59 |
Javaのjava.sql.TimestampクラスのデータをSymfoware ServerのTIME型へ代入する場合、年、月、日、およびナノ秒フィールドのデータは代入されません。時、分および秒フィールドのデータが代入されます。
Symfoware ServerのTIME型からの取り出し
Symfoware ServerのTIME型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Time | 推奨 |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのTIME型のデータを取り出す場合、java.sql.Time 型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのTIME型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、以下の形式で取り出されます。
hh:mm:ss
11:34:56
各フィールドに返却される値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
時 | 0~23 |
分 | 0~59 |
秒 | 0~59 |
Symfoware ServerのTIME型のデータをJavaのjava.sql.Timestampクラスへ取り出す場合、年、月、日フィールドにはデータ取得時の年、月、日のデータが設定されます。また、ナノ秒フィールドには0が設定されます。
JavaのTIMESTAMP型は年、月、日、時、分、秒、ナノ秒で構成されます。これに対しSymfoware ServerのTIMESTAMP型は年、月、日、時、分および秒で構成され、ナノ秒のフィールドがありません。
したがって、JavaのTIMESTAMP型とSymfoware ServerのTIMESTAMP型は一致せず、ナノ秒のデータを扱うことができません。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型への代入
Symfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Date | 可能 |
java.sql.Time | 可能 | |
java.sql.Timestamp | 推奨 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Javaのjava.sql.TimestampクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、ナノ秒フィールドのデータは代入されません。Symfoware Serverは、この型を使用してデータ操作を行う事を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、以下の形式で代入してください。
YYYY-MM-DD hh:mm:ss
2007-04-21 11:34:56
各フィールドに代入可能な値の有効値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
年 | 1~9999 |
月 | 1~12 |
日 | 1~31 |
時 | 0~23 |
分 | 0~59 |
秒 | 0~59 |
Javaのjava.sql.DateクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、時、分および秒フィールドには0が代入されます。
Javaのjava.sql.TimeクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、年、月および日フィールドには現在の日付が代入されます。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型からの取り出し
Symfoware ServerのTIMESTAMP型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
日時型 | java.sql.Date | 可能 |
java.sql.Time | 可能 | |
java.sql.Timestamp | 推奨 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Timestampクラスへ取り出す場合、ナノ秒フィールドには0が設定されます。Symfoware Serverはこの型を使用してデータ操作を行う事を推奨します。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、以下の形式で取り出されます。
YYYY-MM-DD hh:mm:ss
2007-04-21 11:34:56
各フィールドに返却される値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
年 | 1~9999 |
月 | 1~12 |
日 | 1~31 |
時 | 0~23 |
分 | 0~59 |
秒 | 0~59 |
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Dateクラスへ取り出す場合、時、分、秒およびナノ秒フィールドのデータは切り捨てられます。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Timeクラスへ取り出す場合、年、月、日フィールドのデータは切り捨てられます。
JavaのString型は可変長です。Symfoware ServerのCHAR型は固定長で、VARCHAR型は可変長です。JavaのString型を用いて、Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型のデータを扱うことができます。
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型への代入
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 推奨 |
java.sql.Clob | 可能 | |
java.net.URL | 可能 | |
java.io.Reader | 可能 | |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
日時型 | java.sql.Date | 可能 |
java.sql.Time | 可能 | |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのCHAR型は固定長なので、扱うデータがデータベースの定義長よりも短い場合、代入するデータの後方には空白が付加されて格納されます。VARCHAR型は可変長なので、データの後方に空白は付加されず、そのまま格納されます。Symfoware ServerのCHAR型またはVARCHAR型へデータを代入する場合、String型の使用を推奨します。
Javaの真数型および概数型のデータをSymfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型へ代入する場合、数値データはASCIIコードで表現される文字列に置き換わって格納されます。
setDoubleメソッドを使用してJavaのdouble型のデータをSymfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型へ代入する場合、またはsetFloatメソッドを使用してJavaのfloat型のデータをSymfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型へ代入する場合、代入するデータは、小数点以下6桁で四捨五入された値に置き換わって格納されます。
Javaの日時型のデータをSymfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型へ代入する場合、Symfoware Serverの文字型に次のような形式の文字列に置き換わって格納されます。
java.sql.Data型 :YYYY-MM-DD
java.sql.Time型 :hh:mm:ss
java.sql.Timestamp型 :YYYY-MM-DD hh:mm:ss
java.sql.Data型 :2007-04-21
java.sql.Time型 :11:34:56
java.sql.Timestamp型 :2007-04-21 11:34:56
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型からの取り出し
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 推奨 |
java.sql.Clob | 可能 | |
java.net.URL | 可能 | |
java.io.Reader | 可能 | |
真数型 | java.math.BigDecimal | 可能 |
boolean | 可能 | |
byte | 可能 | |
short | 可能 | |
int | 可能 | |
long | 可能 | |
概数型 | float | 可能 |
double | 可能 | |
日時型 | java.sql.Date | 可能 |
java.sql.Time | 可能 | |
java.sql.Timestamp | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型のデータを取り出す場合、JavaのString型の使用を推奨します。Symfoware ServerのCHAR型データの後方に空白が付加されている場合には空白を含めたデータがそのまま取り出されます。
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型のデータをJavaの真数型および概数型へ取り出す場合、取り出す文字データが数値で表現できるデータである必要があります。また、取り出す先のデータ型で表現できる範囲の数値のASCIIコードで表現される文字データである必要があります。それ以外の文字データを取り出す事はできません。
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型のデータをJavaの日時型へ取り出す場合、取り出す文字データが以下の形式である必要があります。それ以外の文字データを取り出す事はできません。
java.sql.Date型 :YYYY-MM-DD
java.sql.Time型 :hh:mm:ss
java.sql.Timestamp型 :YYYY-MM-DD hh:mm:ss
java.sql.Date型 :2007-04-21
java.sql.Time型 :11:34:56
java.sql.Timestamp型 :2007-04-21 11:34:56
日時の各フィールドに代入可能な値の有効値は以下のとおりです。
フィールド | 有効値 |
---|---|
年 | 1~9999 |
月 | 1~12 |
日 | 1~31 |
時 | 0~23 |
分 | 0~59 |
秒 | 0~59 |
Symfoware ServerのCHAR型およびVARCHAR型を使用する場合の注意事項
CHAR型またはVARCHAR型に対して、ヘキサデータの0x00を取り扱うことはできません。ヘキサデータを扱う場合は、BLOB型を使用してください。
JavaのString型は可変長です。Symfoware ServerのNCHAR型は固定長で、NCHAR VARYING型は可変長です。JavaのString型を用いて、Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARYING型のデータを扱うことができます。
Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARYING型への代入
Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARYING型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 推奨 |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのNCHAR型は固定長なので、扱うデータがデータベースの定義長よりも短い場合、代入するデータの後方には空白が付加されて格納されます。NCHAR VARYING型は可変長なので、データの後方に空白は付加されず、そのまま格納されます。Symfoware ServerのNCHAR型またはNCHAR VARYING型へデータを代入する場合、String型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARYING型からの取り出し
Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARYING型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 推奨 |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのNCHAR型およびNCHAR VARCHAR型のデータを取り出す場合、JavaのString型の使用を推奨します。Symfoware ServerのNCHAR型データの後方に空白が付加されている場合には空白を含めたデータがそのまま取り出されます。
Javaのbyte[]型とSymfoware ServerのBLOB型は一致します。
Symfoware ServerのBLOB型への代入
Symfoware ServerのBLOB型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
BLOB型 | byte[] | 推奨 |
java.sql.Blob | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのBLOB型にデータを格納する場合、Javaのbyte[]型の使用を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのBLOB型へ代入する場合、格納される文字データは数値で表現できるデータである必要があります。2文字の文字データが1バイトのデータに置き換わって格納されます。たとえば文字データ“01”はバイナリの00000001に変換され、文字データ“FF”はバイナリの11111111に変換されます。
Symfoware ServerのBLOB型からの取り出し
Symfoware ServerのBLOB型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
---|---|---|
文字列型 | String | 可能 |
BLOB型 | byte[] | 推奨 |
java.sql.Blob | 可能 | |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのBLOB型のデータを取り出す場合、Javaのbyte[]型の使用を推奨します。
Symfoware ServerのBLOB型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、16進表記の文字データに変換されて取り出されます。
Javaのjava.sql.RowId型とSymfoware ServerのROW_ID型は一致します。
Symfoware ServerのROW_ID型への代入
Symfoware ServerのROW_ID型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
SQL ROWID型 | java.sql.RowId | 推奨 |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのROW_ID型にデータを格納する場合、Javaのjava.sql.RowId型以外の使用はできません。
Symfoware ServerのROW_ID型からの取り出し
Symfoware ServerのROW_ID型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 | Javaのデータ型 | レベル |
SQL ROWID型 | java.sql.RowId | 推奨 |
Object型 | java.lang.Object | 可能 |
Symfoware ServerのROW_ID型のデータを取り出す場合、Javaのjava.sql.RowId型以外の使用はできません。