配付先サーバに対して、運用管理クライアント上からリモートでポリシーの作成と適用を行ないます。ポリシーの作成と適用は、sqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド)を実行します。
sqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド) の詳細については、リファレンスマニュアル「1.1.7 sqcCtrlPolicy (ポリシーリモート操作コマンド)」を参照してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザ権限が必要です。
■記述形式
<運用管理クライアントインストールディレクトリ>\bin\sqcCtrlPolicy.exe | -e <操作コマンド種別> {-g <ポリシー配付グループ>,・・・ | -s <サーバ名>,・・・} |
■オプション
リモート操作するコマンド種別を指定します。
AP:収集ポリシー作成コマンド(sqcAPolicy:レスポンス/稼働情報収集ポリシー)
RP:収集ポリシー作成コマンド(sqcRPolicy:サーバ内リソース情報収集ポリシー)
SP:収集ポリシー適用コマンド(sqcSetPolicy)
ポリシー配付グループ名を指定します。
リモート操作先のサーバを指定します。
配付対象になるサーバを確認したい場合は、「9.3.1 ポリシー配付可能サーバの確認方法」を参照して、sqcViewPolicyを実行してください。
ポイント
本バージョン(Systemwalker Service Quality Coordinator V13.3.0)からは、ポリシー適用コマンド実行時にサービス/デーモンの事前停止は不要となります。
ただし、サービス/デーモンが動作中で各ミドルウェア等の性能データがが収集中であった場合、それらはポリシー適用の実施中は一時的に停止され、終了後に再収集を開始します。
■使用例
以下の定義でポリシーリモート操作を実施する場合
【操作サーバ】
wasabi
【操作コマンド】
収集ポリシー作成(sqcRPolicy)
C:\Program Files\SystemwalkerSQC-C\bin\sqcCtrlPolicy.exe -e RP -s wasabi |