まず、以下の手順でパッケージャを起動します。
【Windows版】
Windowsマシンにログインし、本製品のCD-ROMをドライブにセットします。
次のパスのファイルを実行します。
<CD-ROMドライブ>:\tools\wslm\wslmpack.exe |
【UNIX版】
WindowsマシンのCD-ROM装置に本製品のUNIX版CD-ROMをセットします。
以下のファイルを任意のディレクトリにコピーします。
<CD-ROMドライブ>:\FJSVssqc\wslm\tools.exe |
コピーしたファイルは自己解凍形式です。ダブルクリックして解凍します。
解凍すると、CD-ROMと同じディレクトリ構成が作成されますので、以下のファイルを実行します。
<任意のディレクトリ>:\tools\wslm\wslmpack.exe |
前記例のとおりにするには、次に、下図のとおり作業を進めます。
作成画面
「次へ(N)>」を選択します。
パッケージ名の設定
ここでは、パッケージ名を「East01」とします。
測定条件の設定(1/3)
測定対象のWebサイトは、最大5個まで指定できます。
上記のように設定した場合、以下のサイトが監視対象となります。
サイト | ホスト名 | IPアドレス |
---|---|---|
www.aaa.bbb.ccc.com | *.*.*.* |
測定条件の設定(2/3)
以下を選択した場合、「エンドユーザ入力の内容変更」を参照してください。
エンドユーザ入力(E-mailアドレス)
エンドユーザ入力(ユーザ名と会社名(形式:ユーザ名@会社名))
エンドユーザ情報は、レポート作成においてエンドユーザ単位の集計を可能とします。詳細については、「3.5 Browser Agentパッケージに関する補足事項」を参照してください。
測定条件の設定(3/3)
Systemwalker Service Quality Coordinatorに割り当てられた仮想ディレクトリのURLを指定します。
クライアント認証の設定
クライアント認証を行う場合は、クライアント証明ファイルを絶対パスで指定し、クライアント証明ファイルに対するクライアントの秘密鍵ファイルを絶対パスで指定します。
出力先フォルダの設定
ここでは、パッケージの出力先ディレクトリを「C:\temp」とします。
パッケージの作成開始(設定内容の確認)
パッケージの設定内容を確認し、「次へ(N)>」を選択します。
パッケージの作成開始
パッケージ作成完了
注意
パッケージの作成が成功しても、設定した測定条件に誤りがあると、正しく測定できません。パッケージ作成後は、「3.3.3 パッケージのインストール」を参考に一度インストールを行い、測定条件に従って測定できることを確認してください。
エンドユーザ入力の内容変更
ポイント
[測定条件の設定(2/3)]画面で以下を選択した場合、以下の括弧内の内容は、エンドユーザがインストールパッケージをインストールする際の問合せ内容となります。
エンドユーザ入力(E-mailアドレス)
エンドユーザ入力(ユーザ名と会社名(形式:ユーザ名@会社名))
なお、上記の選択時には、「入力内容のカスタマイズ」ボタンが表示され、括弧内の問合せ内容をカスタマイズすることができます。以下は、「入力内容のカスタマイズ」ボタンと選択後に表示される[エンドユーザ入力の内容を変更する]画面の例です。
例えば、以下のようにカスタマイズします。
この場合、エンドユーザがインストールパッケージをインストールする際の問合せは、エンドユーザの言語環境に合わせて、以下のようになります。
言語環境が日本語の場合
言語環境が英語の場合
Browser Agentと収集サーバのHTTP通信でSSLを使用し、クライアント認証も行う場合、クライアント認証で使用するクライアント証明書ファイルおよび秘密鍵ファイルをパッケージに組み込む必要があります。
クライアント認証で使用するクライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルを事前に用意し、[クライアント認証の設定]画面で指定してください。
Browser Agentで使用できるクライアント証明書および秘密鍵は、以下の形式です。
ファイル種別 | 形式 |
---|---|
X.509形式 | |
秘密鍵 | パスワードなし |
パッケージの配布
システム管理者は、作成したパッケージをエンドユーザへ配布します。
配布方法としては、フロッピィディスクなどの媒体による配布や、Web上のダウンロードサイトによる配布などがあります。