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第1部 教育管理編> 第15章 コースタイプ別の運用

15.3 ライブ型

ライブ型のコースを運用する手順は、以下のとおりです。

■【教材を作成し、講義でその教材を使用する場合】

  1. 教材作成者の登録
    ユーザ管理で、その教材の教材作成者を登録します。教材作成は、教育管理者、部門教育管理者でも可能ですが、運用上教材作成者を定めておくことをお薦めします。
  2. 教材の作成【必須】
    Internet Navigware教材作成キットProfessionalで、教材を作成します。
  3. 教材の転送【必須】
    Internet Navigware教材作成キットProfessionalで、教材をサーバに転送します。
  4. 教材の確定【必須】
    Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[教材情報の変更]で、教材の状態を「確定」にします。
  5. コースの登録【必須】
    Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コースの登録]で、コース情報を設定する際、使用教材に4.で確定した教材を選択します。
  6. 公開期間の設定
    運用上必要な場合は、5.の設定で、コースに公開期間を設定します。
    公開期間は、コースの登録後、Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コース情報の変更]でも設定が可能です。
  7. 受講料の設定
    運用上必要な場合は、5.の設定で、コースに受講料を設定します。
    受講料は、コースの登録後、Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コース情報の変更]でも設定が可能です。
  8. 完了条件の設定
    運用上必要な場合は、5.の設定で、コースの完了条件を設定します。
  9. 前提条件の設定
    運用上必要な場合は、Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コースの前提条件]でそのコースの前提条件を設定します。
    前提条件は、コース公開後、そのコースを受講している人がいる場合、変更できないため、コースの公開前に設定するようにしてください。
  10. チュータの設定
    運用上必要な場合は、Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コース情報の変更]で、コースを担当するチュータを設定します。
  11. コースの公開【必須】
    コースに関する設定が完了したら、Internet Navigware管理ツールの[コース管理]−[コース情報の変更]で、コースの状態を「公開」にします。
  12. クラスへのコースの割当て【必須】
    11.で公開したコースを受講するクラスの割当てを行います。Internet Navigware管理ツールの[受講管理]−[コース割当て]のコース一覧の『所属/クラス』ボタンをクリックし、[割当て済所属/クラス一覧]の『割当て』ボタンをクリックします。[所属/クラスの選択]で、割当てるクラスを選択します。
    上記は、コースに受講するクラスを割り当てる方法ですが、受講割当ては、クラスに受講したいコースを割当てたり、双方向の割当てが可能となっています。[受講管理]−[クラス別コース割当て]で設定を行います。
  13. 講師の設定【必須】
    12.の割当て時に、[コース情報の変更]でクラス単位に担当講師を設定します。講師とチュータが両方設定されている場合には、受講者からの質問はチュータに割当てられます。
  14. 受講に関する設定【必須】
    12.の割当て時に、クラスの定員を設定します。運用上必要な場合は、受講時の動作に関する設定を行います。
  15. 講義に関する設定
    運用上必要な場合は、12.の割当て時に、リアクションボタンなど講義に関する設定を行います。
  16. スケジュールの設定【必須】
    12.の割当て時に、[コース情報の変更]で開講時間を設定します。運用上必要な場合は、受講申請期間、リハーサル時間およびメールの通知日などのスケジュールを設定します。
  17. 配布資料の登録
    ライブで使用する教材などを配布したい場合、12.の割当て時に、登録します。コースの公開後、受講者は配布資料をダウンロードできるようになります。
  18. クラス単位でコースの公開【必須】
    受講に関する設定が完了したら、Internet Navigware管理ツールの[受講管理]−[コース情報の変更]で、コースに割当てられたクラスの受講の状態を「公開」にします。公開することで、開講時間となるとそのクラスの受講者がコースを受講することができるようになります。

■【教材を使用しない場合】

  1. 【教材を作成し、講義でその教材を使用する場合】の手順5〜18を操作します。


ライブ型のコースは、開講時間の5分前から開講準備が始まります。このため、開講時間の5分前までに受講者、コース、教材の情報を確定しておく必要があります。
開講時間の5分前以降にInternet Navigware管理ツールの[ユーザ管理][所属/クラス管理][コース管理][受講管理]およびInternet Navigware Serverの[受講承認]で変更した内容は、ライブの講義には反映されません。


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