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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

15.2.5 動作を確認する

  リソースグループにリソースとして登録した各機能の動作確認を実施します。以下の事項について確認が必要です。

15.2.5.1 起動を確認する

  クラスタアドミニストレータを使用して、リソースグループをオンラインにします。すべてのリソースがオンラインになれば、正しく動作したことになります。オンラインにならないリソースがある場合は、イベントビューアなどを参照の上、オンラインにならない原因を取り除く必要があります。

  なお、起動を確認する場合、各リソースのプロパティで[再起動する]をチェックしないことをお勧めします。[再起動する]に設定しておくと、起動に失敗した場合にフェイルオーバを繰り返すことになります。起動を確認した後に、[再起動する]をチェックしてください。

15.2.5.2 フェイルオーバを確認する

  クラスタアドミニストレータを使用して、MQDの所属するリソースグループ内の任意のリソースに障害を発生させます。フェイルオーバが発生し、別ノードにリソースグループが移動した後にすべてのリソースがオンラインに遷移すれば正しく動作したことになります。フェイルオーバしない場合には、各リソースのプロパティの設定に誤りのあることが考えられます。設定を見直してください。また、別ノードでオンラインにならないリソースがある場合には、イベントビューアなどを参照の上、原因を取り除いてください。

15.2.5.3 運用が自動継続できることを確認する

  フェイルオーバの後に、運用が自動的に継続できることを確認します。MSCSに登録したリソースの確認は完了しているため、ここではアプリケーションを観点とした確認を実施します。

  なお、ACM連携サービスを使用して運用を自動継続する場合、以下の注意点があります。