環境設定の妥当性確認のために、実際に切替えなどの動作確認を行ってください。
以下の事項について確認する方法について記述します。
起動を確認する
切替えを確認する
運用が自動継続できることを確認する
なお、各操作はクラスタの運用管理ビューを使用して行います。クラスタ運用管理ビューの詳細については“SafeCLUSTER/Standard 導入運用ガイド”を参照してください。
サービスを起動します。起動の後、運用インスタンスのリソースの状態がすべて正常になっていることを確認してください。また、運用インスタンスのイベントビューアにMQD起動のメッセージ(MQD4111)が出力されることを確認してください。
運用インスタンスを停止させることにより、待機インスタンスが運用インスタンスに切り替わることを確認します。
インスタンスが切り替わった後に、業務運用が自動的に継続できることを確認します。アプリケーションを観点とした確認を実施してください。
なお、ACM連携サービスを使用して運用を自動継続する場合、以下の注意点があります。
グローバルサーバのACMおよびSolarisのMQDと通信する場合
運用ノードの異常により待機ノードに切り替わる場合、運用ノードで確立していたDPCF通信パスが相手システムに残ったままとなる場合があります。このため、切り替え時事象発生時に、相手システム側でDPCF通信パスを解放し、再度待機側へDPCF通信パスを確立するような対処が必要です。
WindowsサーバのMQDと通信する場合
DPCF通信パスの確立を行った際に、ACM連携サービスが自動的にDPCF通信パスを解放し、再度待機側へDPCF通信パスを確立する処理を行います。