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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

11.7.8 mqdnsgwinit_ns(イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスに登録する)

名前

  mqdnsgwinit_ns  -  イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスに登録する。

形式


mqdnsgwinit_ns.bat MQDサーバ識別子 自サーバIPアドレス ポート番号

mqdnsgwinit_ns.sh MQDサーバ識別子 自サーバIPアドレス ポート番号 コード系

機能説明

  ネーミングサービス方式で通信する場合に、イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスに登録するコマンドです。

  以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。

MQDサーバ識別子

  MQDサーバ識別子を指定します。

自サーバIPアドレス

  自サーバのIPアドレスを指定します。

ポート番号

  自サーバのCORBAサービスが使用するポート番号を指定します。

コード系

  使用するコード系(EUCまたはSJIS)を指定します。

注意事項

使用例

  MQDサーバ識別子 SERVER01 のイベントチャネル連携サービスを自サーバIPアドレス 255.255.255.255、ポート番号 8002 としてCORBAサービスに登録します。

mqdnsgwinit_ns.bat SERVER01 255.255.255.255 8002

mqdnsgwinit_ns.sh SERVER01 255.255.255.255 8002 EUC

CORBAサービスへの登録内容

OD_impl_instコマンドの入力内容

  OD_impl_instコマンドを使用してイベントチャネル連携サービスをインプリメンテーションリポジトリへ登録を行います。

  表11.39 インプリメンテーションリポジトリへの登録のオプション設定項目にインプリメンテーションリポジトリへ登録する際に必要なオプションを示します。

  OD_impl_instコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

表11.39 インプリメンテーションリポジトリへの登録のオプション設定項目

オプション

留意事項

-ax defname

インプリメンテーションリポジトリへ登録するための定義のファイル名を指定します。

  表11.40 インプリメンテーションリポジトリの登録に使用する定義ファイル作成時のパラメタ設定項目にインプリメンテーションリポジトリの登録に使用する定義ファイルを作成する際に考慮が必要な設定項目のパラメタを示します。その他のパラメタについては使用する環境に応じた適切な値を設定してください。

表11.40 インプリメンテーションリポジトリの登録に使用する定義ファイル作成時のパラメタ設定項目

パラメタ

留意事項

rep_id

インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
“MQDサーバ識別子”+“NSGWSERVERREPID”で指定します。

Lang

“C”を指定します。

Type

“persistent”を指定します。

proc_conc_max

“1”を指定します。

thr_conc_init

“128”を指定します。

Mode

“SYNC_END”を指定します。

Iswitch

“OFF”を指定します。

Ior

“1.1”を指定します。

Locale

“SJIS”を指定します。

OD_or_admコマンドの入力内容

  OD_or_admコマンドを使用してイベントチャネル連携サービスをネーミングサービスへの登録を行います。

  表11.41 ネーミングサービスへの登録のオプション設定項目にネーミングサービスへ登録する際に必要なオプションを示します。

  OD_or_admコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

表11.41 ネーミングサービスへの登録のオプション設定項目

パラメタ

留意事項

-c IntfID

“IDL:FujitsuISMQDComm/ReceiverES:1.0”を指定します。

-h HostName

自サーバのIPアドレスを指定します。

-p PortNum

リクエストを受け付けるポート番号を指定します。

-n name

ネーミングサービスへ登録するオブジェクト名を指定します。
“MQDサーバ識別子”+“NSGWSERVERNAME”で指定します。

-a ImplID

ネーミングサービス方式を使用する場合
インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
“MQDサーバ識別子”+“NSGWSERVERREPID”で指定します。

-o file

IORファイルを使用する場合
出力するファイル名を指定します。

-L locale

“SJIS”を指定します。