名前
mqdnsgwinit_ns - イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスに登録する。
形式
mqdnsgwinit_ns.bat MQDサーバ識別子 自サーバIPアドレス ポート番号
mqdnsgwinit_ns.sh MQDサーバ識別子 自サーバIPアドレス ポート番号 コード系
機能説明
ネーミングサービス方式で通信する場合に、イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスに登録するコマンドです。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
MQDサーバ識別子を指定します。
自サーバのIPアドレスを指定します。
自サーバのCORBAサービスが使用するポート番号を指定します。
使用するコード系(EUCまたはSJIS)を指定します。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。
本コマンドはCORBAサービスのOD_impl_instコマンドとOD_or_admコマンドを実行しています。実行内容の詳細については“CORBAサービスへの登録内容”を参照してください。
使用例
MQDサーバ識別子 SERVER01 のイベントチャネル連携サービスを自サーバIPアドレス 255.255.255.255、ポート番号 8002 としてCORBAサービスに登録します。
mqdnsgwinit_ns.bat SERVER01 255.255.255.255 8002 |
mqdnsgwinit_ns.sh SERVER01 255.255.255.255 8002 EUC |
CORBAサービスへの登録内容
OD_impl_instコマンドを使用してイベントチャネル連携サービスをインプリメンテーションリポジトリへ登録を行います。
表11.39 インプリメンテーションリポジトリへの登録のオプション設定項目にインプリメンテーションリポジトリへ登録する際に必要なオプションを示します。
OD_impl_instコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
オプション | 留意事項 |
---|---|
-ax defname | インプリメンテーションリポジトリへ登録するための定義のファイル名を指定します。 |
表11.40 インプリメンテーションリポジトリの登録に使用する定義ファイル作成時のパラメタ設定項目にインプリメンテーションリポジトリの登録に使用する定義ファイルを作成する際に考慮が必要な設定項目のパラメタを示します。その他のパラメタについては使用する環境に応じた適切な値を設定してください。
パラメタ | 留意事項 |
---|---|
rep_id | インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。 |
Lang | “C”を指定します。 |
Type | “persistent”を指定します。 |
proc_conc_max | “1”を指定します。 |
thr_conc_init | “128”を指定します。 |
Mode | “SYNC_END”を指定します。 |
Iswitch | “OFF”を指定します。 |
Ior | “1.1”を指定します。 |
Locale | “SJIS”を指定します。 |
OD_or_admコマンドを使用してイベントチャネル連携サービスをネーミングサービスへの登録を行います。
表11.41 ネーミングサービスへの登録のオプション設定項目にネーミングサービスへ登録する際に必要なオプションを示します。
OD_or_admコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
パラメタ | 留意事項 |
---|---|
-c IntfID | “IDL:FujitsuISMQDComm/ReceiverES:1.0”を指定します。 |
-h HostName | 自サーバのIPアドレスを指定します。 |
-p PortNum | リクエストを受け付けるポート番号を指定します。 |
-n name | ネーミングサービスへ登録するオブジェクト名を指定します。 |
-a ImplID | ネーミングサービス方式を使用する場合 |
-o file | IORファイルを使用する場合 |
-L locale | “SJIS”を指定します。 |