名前
mqdnsgwprt - イベントチャネル連携サービスのサービス定義の内容、通信状態を表示する。
形式
mqdnsgwprt [-s sysname]{-c|-d|-a|-p hostname|-q channelname}
機能説明
イベントチャネル連携サービスのサービス定義の内容表示、およびサービスの通信状態を表示するコマンドです。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
対象のMQDの名前(MQDシステム名)を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。
表示内容を指定します。
-c : 現サービス定義の内容を表示する
-d : 新サービス定義の内容を表示する
-a : イベントチャネル連携サービスのすべての通信状態を表示する
-p hostname : 特定の相手サーバに関する通信状態を表示する
-q channelname : 特定のキューに関する通信状態を表示する
注意事項
本コマンドは、スーパユーザおよびMQD利用者グループのユーザが実行できます。
サービスの状態表示は、イベントチャネル連携サービスを起動した状態で実行してください。
メッセージを受信するサーバ側で1度もコネクションが確立していない場合、受信キューに関する通信状態は出力されません。
使用例
MQDシステム名 MQD001 のイベントチャネル連携サービスの現サービス定義内容を表示します。
mqdnsgwprt -c |
図11.39 サービス定義の内容表示例
---------------------------------------------------------------------------------- mqdnsgwprt -a ----------------------------------------------------------------------------------
図11.40 すべての通信状態の表示例
表示例の説明
Sender Process :送信用プロセスの起動数 PID :送信用プロセスのプロセスID Receiver :送信先MQDサーバ識別子 Channel ID :送信チャネル識別子 Send Channel :送信キュー名 Recv Channel :受信キュー名 Comm Status :通信情報 Connect :チャネルコネクション確立 Suspend :サービスの通信が停止 Disconnect :チャネルコネクション未確立 Initialize :チャネルコネクションの初期化中 Retry :メッセージの送信リトライ中 Receiver Process :受信用プロセスの起動数 PID :受信用プロセスのプロセスID Sender :送信元MQDサーバ識別子 Recv Channel :受信キュー名